ITエンジニアの有効求人倍率は?2024年11月の最新動向と採用のコツを解説

Posted by type部(法人企業マーケティング担当) on 2024年11月05日
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Topics: 10_採用市場・市況, 17_エンジニア採用, 11_転職者動向

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ITエンジニアの有効求人倍率は?-03-202409

転職者の動向として、11月は年内や年明け入社を目指す転職者が活発に転職活動を始めやすい時期です。

本記事ではこれからご採用計画を立てる際にお役立ていただけるように、直近の転職市場の動きについて各データをもとに転職者・企業双方の10月までの動きを振り返って参ります。

 

この記事でわかる事

・ITエンジニアの最新の有効求人倍率

・typeのエンジニア求人数と応募効果

・typeの会員データ

 

 

 目次

  1. ITエンジニアの有効求人倍率(新規)推移
     
  2. 中途採用マーケットのITエンジニア求人数推移と応募効果
     
  3. typeエンジニア会員データから見る転職者動向

  4. エンジニア採用が難しい理由

  5. エンジニア採用のコツ
     

 

 
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1│ ITエンジニアの有効求人倍率(新規)推移

1-202405

まずは厚生労働省が2024年10月29日(火)に報道発表をした『一般職業紹介状況(令和6年9月分) 参考統計表 常用(除パート)』の統計表をもとに、ITエンジニアの新規有効求人倍率の推移をみていきます。

 

┃エンジニアの求人倍率推移(新規)

エンジニア新規求人倍率推移_03_2408

参照:一般職業紹介状況(令和6年9月分) 参考統計表 常用(除パート)(図:弊社作成)

※除パートとは…パートタイム希望者を除いたデータ(派遣労働者や契約社員を希望する者は含まれるため厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる)

 

新規有効求人倍率は、2024年9月3.6倍を記録。前年も3.6倍で、横ばいの結果でした。例年、9月は前月と比較して有効求人倍率がやや増加する傾向にありますが、2024年は減少しました。

2024年10月の有効求人倍率は、これまでの傾向を踏まえると横ばい、もしくはやや減少することが予測されます。

 

 

 

2│ 中途採用マーケットのITエンジニア求人数推移と応募効果

2-202405

下図は、typeの求人数と応募数のデータを2023年1月を1として推移を表したグラフです。

┃ITエンジニア求人数と経験者応募(全体・20~30代)の推移

求人数・応募状況(ITエンジニア職)_03_2408

※2023年1月を1とした場合(図:弊社作成)

 

2024年10月のtypeITエンジニア求人数は1.0倍でした。2023年は年間を通して大きく上下することなくほぼ横ばいに推移しましたが、2024年10月も引き続き同傾向です。

typeのエンジニア応募数は2024年10月、全体が1.8倍、20~30代の応募が1.7倍でした。若手も中堅層も共に、ITエンジニアの経験者がtypeサイト内で活発に活動していることがわかります。

 

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3│ typeエンジニア会員データから見る転職者動向

3-202405

最後に、typeのITエンジニア会員データをもとに直近転職活動を行っている転職者層を見ていきましょう。

会員属性(2023年1月1日~12月31日までの新規登録者)

■学歴

短大卒業以上:65%

学歴-03-2401

 

■年齢

20~30代:79%

年齢層-03-2401

 

■就業状況

就業中の方:72%

就業状況-03-2401

 

■経験職種

偏り無く幅広い経験者層

経験職種-03-2401

 

 
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4│ エンジニア採用が難しい理由

エンジニア採用が難しい7つの理由1-03-202405

エンジニアの採用ニーズは高く、特に経験者の採用に至っては、自社が採用したいスキルを持った方からの応募を集めることが難しかったり、選考が進んでも辞退されてしまったりと苦戦されることが増えています。

エンジニア採用が難しい理由として、以下の7つの要因が挙げられます。採用が難しい市場の背景を理解して、自社の課題に対する対策をとっていくことが大切です。

 (1)エンジニアの有効求人倍率の上昇で採用が難しくなっている
 (2)未経験募集が減る一方で、特に難しくなったエンジニアの「キャリア採用」
 (3)企業が求めている条件とエンジニア求職者が求めている条件が合わないことが多い
 (4)フリーランス・副業など、働き方が多様化している
 (5)エンジニアのスキルを見極めるのが難しい
 (6)採用手法・チャネルの多様化・複雑化
 (7)エンジニア転職市場における人材の流動性が低くなっている

それぞれの詳しい理由については、下記ブログでご紹介していますので、是非ご参考ください。

エンジニア採用が難しい理由についてまとめた記事はこちら
エンジニア採用が難しい7つの理由|成功する企業と苦戦する企業の違いを徹底解説

 

 

 

5│ エンジニア採用のコツ

エンジニア採用を成功させるコツ2-03-202406

難易度の高いエンジニア採用を成功させるには、次にご紹介する11のコツを意識し、採用活動に取り入れることをオススメします。

・まずはエンジニアの採用戦略を立てる
・ペルソナ設計を行い採用基準を明確にする
・自社と競合への理解を深める
・現場エンジニアと協力する
・求人票はエンジニア目線で作成する
・選考スピードを速める
・書類で判断せずできるだけ会う
・面接では候補者への動機づけを意識する
・内定者フォローをしっかり行う
・入社後の体制を整える
・未経験者や新卒採用も検討する

それぞれのコツについては、下記ブログでご紹介していますので、是非ご参考ください。

エンジニア採用のコツについてまとめた記事はこちら
エンジニア採用のコツ11選!苦戦要因と採用成功のポイントを徹底解説

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

少しでもご参考になれば幸いです。

 

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