近年、労働人口の減少やダイバーシティ推進の観点から、女性採用を強化する企業が増加しています。しかし、「女性採用にどのようなメリットがあるのか」「どうすれば女性から選ばれる企業になれるのか」といった疑問を抱える人事担当者の方も少なくないでしょう。
この記事では、女性採用のメリット、成功事例、課題と対策、さらには助成金情報に至るまで、人事担当者が知っておくべき情報を総合的に解説します。
この記事でわかる事 |
・女性を積極採用することで得られる企業のメリット ・女性を増やすために企業が取り組むべきことと採用成功させるためのポイント ・女性採用が注目されている背景と課題 |
1.女性採用に取り組む9つのメリット |
女性採用は、企業イメージの向上や業績向上をはじめとする多くのメリットを企業にもたらします。実際の事例を交えて、女性採用による9つの具体的なメリットを詳細に解説します。
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(1)意欲的な人材を確保できる
近年、女性の社会進出が進む中で、意欲や能力の高い女性が増加しています。特に、長期的に働きたいと考える女性の割合が高く、企業にとって貴重な人材源となっています。
【アンケート調査】いつまで働く?によると、60歳以上(生涯働く意思を含む)の回答が77.7%に達し、多くの女性が長期的に働く意欲を持っていることが明らかです。
女性をターゲットにした採用活動は、意欲的な人材確保への重要なステップとなるでしょう。
(2)企業のイメージアップにつながる
女性が活躍している企業は、働きやすい環境が整備されていると見なされ、企業イメージの向上に直結します。特に、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を重視する現代社会では、女性活躍の推進が企業評価を高める重要な要素となっています。
(3)多様性が生まれ、企業の成長につながる
女性の視点や発想を取り入れることで、革新的な商品やサービスの開発が進み、組織の活性化が促されます。実際に、女性管理職の割合が高い企業は、業績が優れているというデータも存在し、多様性の推進が企業成長に不可欠であることがわかります。
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(4)採用活動の強化につながる
女性が働きやすい企業は、求職者にとって魅力的に映り、応募数の増加や採用コストの削減に繋がります。「女性が活躍している企業=働きやすい環境が整っている企業=待遇面や制度が整備されている企業」といったイメージを持たれるため、男女問わずポジティブな評価を受けやすくなります。
(5)女性社員のロールモデル増加
女性採用を強化し、活躍する女性社員が増えることで、既存の女性社員のキャリアアップ意欲が高まります。ロールモデルとなる女性社員の存在は、女性が長期的なキャリアを築くために欠かせない要素です。
弊社が実施した女性ユーザー向けアンケート「第29回管理職ってどう?管理職について聞いてみました。- 女の転職type 女の転職アカデミア」によると、「尊敬できる女性管理職の有無が、管理職になりたい気持ちにどのように影響するか?」という質問に対して、「とても影響がある」と答えた割合は25.1%、さらに「やや影響がある」と回答した割合は31.4%となり、過半数の回答者が影響を感じていることが分かりました。
(6)女性社員が相談しやすい環境ができる
同性同士で相談しやすい環境を整えることは、女性社員のエンゲージメントを向上させ、定着率の改善に大いに貢献します。特にライフイベントとキャリアの両立を支援する体制を整えることが、女性社員の悩み解決に不可欠です。
(7)業務の改善・効率アップの効果が見込める
女性採用を行うことで、男性目線では見落とされがちな業務の課題や改善点に気づくことができます。特に子育て中の女性社員は、限られた時間内で効率的に業務をこなすため、無駄を減らし成果を最大化する工夫を多く行います。こうした働き方への価値観やライフスタイルの違いを持つ人材が加わることで、組織全体の生産性が向上し、企業の成長を促進することがあります。
(8)職場での交流の活性化
女性は細やかな気遣いや高い共感力を持ち、相手の立場に配慮しながら意見を伝えることが得意です。また、周囲と協力して業務を進め、さまざまな立場の人と良好な関係を築く能力があります。
実際にお手伝いしたIT企業では、女性採用が職場にプラスの影響を与えた事例があります。その企業は技術部門に女性が一人もいなかったのですが、女の転職typeを通じて女性エンジニア2名を採用しました。
元々は「周りと協力して何かを進めるよりも、一人で集中して仕事をしたい」というエンジニアが多かったそうですが、中途入社した女性エンジニアは、休憩時間に周囲を巻き込んで会話を促進したり、難しい業務が発生した際には周囲と協力して解決策を考えることで、コミュニケーションが活性化したそうです。
結果として、既存社員の間でも技術のノウハウや担当業務の共有が増え、職場の雰囲気が一新され、活気が生まれました。後日、人事担当者からもその変化についてお話を伺いました。
もちろん、個々の人柄には多様性があるため、女性だからこそプラスの影響が生まれたとは言い切れませんが、組織に新たな人材が加わり、これまでの業務進行方法や習慣が変わったことが、会社にプラスの影響を与えたことは間違いありません。女性を採用することで、組織に新たな視点や改善が生まれ、労働環境や業務効率向上に寄与することが多いと言えます。
(9)助成金や支援を受けることができる
女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」や「くるみん認定」を取得した企業は、助成金や税制優遇を受けることができます。また、両立支援等助成金など、特定の条件を満たすことで利用可能な助成金もあります。
【あわせて読みたいおすすめの記事】 えるぼしとは?認定基準や申請方法、メリットや取り組み事例を徹底解説 |
2.女性採用のために企業が取り組むべき施策 |
女性採用を成功させるためには、戦略的なアプローチが不可欠です。女性求職者に対して効果的にアプローチし、ターゲットを明確に絞り込んだ採用戦略を展開することで、優秀な女性人材を確保できます。次に、企業が実施すべき4つの重要な施策について解説します。
(1)女性求職者のニーズを理解する (2)ペルソナ設計でターゲットを絞る (3)女性に響く求人情報の作成ポイント (4)働きやすさを伝える職場文化の構築 |
(1)女性求職者のニーズを理解する
女性求職者の心に響く採用活動を行うためには、女性特有のニーズを深く理解することが最も重要です。特に、女性は転職先に求める条件や環境が男性と異なる場合が多く、柔軟な働き方やワークライフバランス、育児や家庭との両立を重視する傾向があります。
女性求職者の心理を理解するためには、業界調査や求職者インタビューを通じて、女性が求める職場環境や仕事の要素を把握することが不可欠です。例えば、厚生労働省が推奨する「女性社員の意見を聞く」方法を活用し、実際の女性社員からリアルな声を集めることで、より正確な理解が得られます。
さらに、求人情報や採用施策を決定する際には、女性求職者が直面する障壁や期待に基づいた施策を実施することが大切です。これにより、求職者が企業に対して安心感を抱き、積極的に応募する動機が高まります。
参考記事:女性の応募者を増やすためには、 どのような採用活動を行うと効果的か。(厚生労働省)
(2)ペルソナ設計でターゲットを絞る
女性採用を成功させるためには、ターゲットとなる女性求職者のペルソナ設計が不可欠です。
ペルソナ設計は、女性求職者のターゲット像を具体的に定義し、それに基づいて採用活動を進めるプロセスです。例えば、「28歳の営業職経験者」や「子育て中の転職希望者」など、細かい条件やライフスタイルを設定し、求職者が重視する職場環境や仕事の条件を明確にすることがポイントです。
ペルソナを明確に設計することで、企業はそのペルソナに最適な求人情報や採用メッセージを効果的に提供でき、女性求職者の関心を引きやすくなります。
(3)女性に響く求人情報の作成ポイント
女性求職者に響く求人情報の作成は、女性採用の成功に直結します。求人情報には、企業の女性社員活躍の実績や、フレキシブルな勤務制度、育児支援制度などをしっかりと明記しましょう。女性求職者は、企業が女性をどれだけ支援しているか、働きやすい環境が整っているかを重視します。これらの要素が明確に伝わることが重要です。
また、求人票や広告において、ビジュアルの工夫も大切です。女性社員が活躍しているシーンや、女性の管理職が多い企業の写真を使用することで、求職者に安心感を与えることができます。加えて、短文でわかりやすい表現を心掛け、特に女性にとって重要な情報(例えば、育児休暇後の復職率や福利厚生)を強調しましょう。
例: 「当社では、子育て中の社員が多く、時短勤務や在宅勤務の制度を活用して柔軟に働けます。女性社員が管理職として活躍しており、ワークライフバランスを大切にした職場環境を提供しています。」
(4)働きやすさを伝える職場文化の構築
女性採用を成功させるためには、働きやすさを重視した職場文化の構築が不可欠です。女性求職者は、転職先において働きやすい環境や職場の風通しの良さを求めています。そのため、職場内で女性が安心して働ける文化や風土を作ることが重要です。
例えば、育児休暇制度やフレックス勤務、産休・育休後の復職支援、女性向けキャリア支援プログラムを導入することで、女性求職者が長期的に活躍できる環境を整えます。また、職場の男女平等を進めるためには、男性社員にも同様の意識を持たせることが重要です。
女性にとって「働きやすさ」とは、単に福利厚生や給与だけでなく、職場の雰囲気や社内コミュニケーションのしやすさも含まれます。働く環境が整っていることを求職者に伝えるためには、社内のエピソードや、女性社員のキャリアアップ事例を積極的に発信することが効果的です。
3.女性採用が注目されている背景と課題 |
(1)人口減少による労働力不足
現代日本における深刻な問題のひとつに、「少子(高齢)化社会」があります。厚生労働省の令和2年版 厚生労働白書によると、平成28年の出生率は過去最小、平成17年には死亡率が出生率を上回り、日本社会は人口減少化の局面に入りました。また、少子化が進む一方、高齢化も急速に進んでいます。
そのような現代において、労働力の確保していかなければならない企業は、これまでの雇用ターゲットのすその幅を広げていく必要があります。たとえば外国籍の労働者、シニア、そして女性です。厚生労働省が発表したデータによると、令和3年の女性の労働力人口は 3,057万人と前年から13万人増加しました。一方で、男性は3,803万人と20万人減少しています。労働人口における女性の割合は増加傾向にあり、今後も継続していくと予想されます。今後ますます女性の労働力が増加すると予測されるからこそ、企業は女性採用の強化が求められています。
(2)ワークライフバランスの実現
働く女性にとって、結婚や出産、育児について考えた場合に仕事との両立をどのように図るかは避けては通れない問題です。一人一人、理想のキャリアは異なるため、それぞれの人が離職せずに働き続けられる環境を企業が整えていく必要があります。
(3)女性管理職が増えにくい
データで知る「女性と仕事」> 管理職ってどう?によると、管理職経験の無い女性に「今後、管理職になりたいと思うかどうか」を聞いたところ、最も回答が多かったのは「あまりなりたくない」で42.9%でした。
なりたくない理由として、「責任が重くなる」「自分にできる自信がない」という回答が挙がっており、不安な気持ちが影響していることが伺えます。いかに不安を取り除き、安心して働ける環境づくりを行えるかが鍵となりそうです。
4.女性採用を成功させる5つのポイント |
女性採用を成功させる、以下の5つのポイントをご紹介します。
1. 女性が活躍できる環境を整える |
(1)女性が活躍できる環境を整える
女性採用を増やすために、企業が取り組むべきこととして挙げられるのが「女性が活躍できる環境づくり」です。女性を採用したは良いものの、「女性が働きやすい環境が整っていない」「女性がキャリアアップできる制度・風土がない」といった状態だと早期退職につながってしまうリスクもあります。
女性採用をスタートする前に、
・そもそも、女性が長く活躍できる会社とはどのような職場環境・制度がある会社なのか
・その理想像に近づくために、現時点での自社の課題と、解決するためにやるべきタスクは何なのか
を整理して実行に移していく必要があります。
関連記事:女性採用のために企業が取り組むべきことは「女性が活躍できる環境づくり」そのポイントとは?
(2)女性社員の多様なキャリアを考えられるようなサポート体制を整備する
社員ひとりひとりに対して、長く働くことを見据えたキャリアプランの策定を会社がバックアップする体制を作ることが必要です。
(3)女性社員の状況や想いを理解し、能力を伸ばすための取り組み
ライフイベントの変化に合わせて、女性のキャリアに対する不安も少しずつ変わっていきます。
女性は、結婚・出産以前から両立に不安を抱えていることが多く、ライフステージに合わせてもその不安が多岐に分かれていきます。
(4)出産・育児中の方を含む全社員へのサポート環境づくり
女性活躍推進法の基本原則では、「男女の職場と家庭の両立を図りやすくするための環境整備」「女性が職業生活と家庭生活との両立するために、本人の意思を尊重する」といった内容が明記されています。
具体的な取り組み例 |
参考記事:【金井芽衣×秋元里奈】“女性に優しい会社”って何? 時短ママ活躍、福利厚生充実だけじゃない真実 - 働く女のワーク&ライフマガジン「Woman type」
(5)女性の管理職を増やしていく
女性社員が自身のキャリアパスを描く際に、職場で活躍している先輩社員や上司の存在は、自身が長く働くイメージを持てるきっかけとなります。とはいえ、まだ管理職における女性のイメージは浸透しているわけではありません。管理職へキャリアアップすることに対して、不安を覚える女性も多いでしょう。
女性の管理職登用を進めるにあたっては、管理職になるにあたって、社内・社外研修など会社としてサポートする体制づくり、管理職でもライフイベントを迎えた際には柔軟な働き方ができる環境づくりを行うことが重要です。
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(1)Web求人サイト
求人サイトに求人広告を掲載し、サイト登録者からの応募を集めることで母集団を形成する手法です。求人サイトにも、「総合媒体」「特化型媒体」の2つがあります。
たとえば、リクナビNEXT、エン転職、typeは総合媒体にあたり、女の転職type、とらばーゆなどは女性に特化した媒体です。また、総合媒体においても強みとしている職種などがあるため、自社の採用ポジションにあわせて選ぶ必要があります。
料金体系については、掲載前に料金が発生する媒体がメインですが、入社または内定が決まったときに料金が発生する「成果課金型」もあります。
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女の転職type
サイトURL:https://woman-type.jp/
サービスサイトURL:https://woman-type.jp/keisai/
運営会社:株式会社キャリアデザインセンター
特長:
採用手法カテゴリ | 掲載型求人媒体(メディアに求人掲載して応募を集める求人媒体) |
料金体系 | イニシャル型(求人掲載前に料金発生、採用できても料金はかからない) |
特長 |
・会員の99.9%が女性の日本最大級の女性採用に強みを持った転職サイト
・「正社員・契約社員で長く働きたい女性のための転職サイト」というコンセプトを掲げているように、正社員・契約社員の採用に強みを持つ ・登録者属性 正社員:74.6%、契約社員:17.6%、アルバイト・パート:1.8%、派遣社員:5.5%、業務委託:0.6% ・営業・販売・事務・エンジニアなど幅広い職種に強い ・女性特化型転職イベント「女性の転職イベント」や、Webマガジン「Woman type[ウーマンタイプ] 」など独自の女性向け集客プロモーションを実施している |
オススメの企業 |
・正社員・契約社員で採用を行いたい
・集客力のある大手求人サイトで露出したい ・営業・販売・事務・エンジニアの採用を行いたい |
(2)エージェント(人材紹介)
人材紹介会社に対して採用したい人材像を伝え、人材紹介会社が持つ登録者のなかから近しい人材を紹介してもらう手法です。料金体系については「成果報酬型」で、候補者が内定承諾したときに初めて料金が発生します。フィーは人材紹介会社によりますが、平均は年収の約35%といわれています。人材紹介も転職サイト同様「総合型」と「特化型」が存在します。
type 女性の転職エージェント
サイトURL:https://type.woman-agent.jp/
運営会社:株式会社キャリアデザインセンター
特長:
採用手法カテゴリ | 総合型転職エージェント |
料金体系 | 成果報酬型 |
特長 |
・「女の転職type」を運営する弊社キャリアデザインセンターのエージェントサービス。女性採用に特化したコンサルタントがサポート
・1都3県を中心に求人を多く保有しており、エリアは限定されているもののその分エリア内では強い繋がりをもつ |
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(3)ダイレクトリクルーティング
スカウトメールという求職者に直接企業からメールを送るツールを使って、サービス提供会社が集めた登録者に直接アプローチする手法です。これまでの「転職サイトへ求人掲載し、サイト登録者が応募してくれるのを待つ」という形式とは異なり、企業が登録者のデータベースを検索し、スカウトメールを送って直接アプローチする攻めの手法といえます。求職者よりも募集企業の数が増えたことで、自発的な応募だけで母集団形成ができなくなったという背景から現在このような手法が主流となっています。
(4)転職イベント
イベント会場などで行われる、合同の企業説明会です。企業がブースを出展し、来場者と直接会って話すことで応募への動機付けをする手法です。新卒の転職イベントのような企業説明会と異なり、中途採用の転職イベントは1人1人と面談をする形式がメインです。転職イベントについても「総合型」「特化型」があり、弊社の『type エンジニア転職フェア』『女性の転職フェア』についても「特化型」に分類されます。開催しているエリアなども運営会社によって異なることも特徴のひとつです。
女性の転職イベント(女の転職type運営)
サイトURL:https://woman-type.jp/s/event/
サービスサイトURL:https://woman-type.jp/keisai/event/
運営会社:株式会社キャリアデザインセンター
特長:
採用手法カテゴリ | 転職イベント |
料金体系 | イニシャル型(出展に費用が発生、採用ができても料金は発生しない) |
特長 | 弊社女の転職typeが運営する、過去40回以上の開催実績のある日本最大級の女性特化型転職イベント。2020年以降オンライン型イベントで開催。リアル型イベントについては1日平均1500名の女性求職者が来場。また企業規模問わず、平均着席数60名と1日にまとまった数の女性求職者と直接会うことができるイベント。リアル型イベントについては東京都のみでの開催。 |
オススメの企業 |
・求人を出しても応募が集まらない
・面接のドタキャンが多く、選考ができていない ・人物重視をしており、多くの人に面接で会って選考をしたい ・ある程度面接での動機づけ・クロージングに自信がある |
(5)ソーシャルリクルーティング(SNS採用)
女性採用においては、SNSの活用もオススメです。現代においては、GoogleやYahooなどのWeb検索エンジンよりも若手層中心に情報検索の手法としてSNSが主流となっており、特に女性が利用者の割合を多く占めています。女性はテキストよりもビジュアル情報に影響を受けやすく、弊社女の転職typeにおいても広告の画像を変えるだけで応募効果が大きく変わることもあります。写真などを使った情報発信をすることで、会社の働く社員やオフィスの雰囲気などを伝えられ動機付けをすることも可能です。
(6)リファラル採用
リファラル採用とは、自社で働く社員の友人や知人を紹介してもらい、採用を行う手法のことです。自身のコミュニティ内の人材に会社を薦めるということは、ある程度自分の会社に対する満足度が高くないとできません。そのため、リファラル採用を実施する場合は、社員の会社への満足度を高めるために働く環境の改善などをする必要があり、会社全体にとって良い取り組みになります。各手法の特徴や、導入のメリット・デメリットの詳細をまとめたお役立ち資料も提供しております。是非参考にしてください。
6.女性採用の成功事例 |
(1)営業職の採用事例
■ 企業規模:従業員数50名以下 |
💡 その他女性の営業職採用事例一覧はこちら:https://woman-type.jp/keisai/success/sales/
(2)事務職の採用事例
■ 企業規模:従業員数50名以下 |
💡 その他女性の事務職採用事例一覧はこちら:https://woman-type.jp/keisai/success/office/
(3)エンジニア職の採用事例
■ 企業規模:従業員数50名以下 |
💡 その他女性のエンジニア採用事例一覧はこちら:https://woman-type.jp/keisai/success/engineer/
7.まとめ |
企業が女性を採用すると、企業イメージや女性社員のキャリアアップ意欲の向上、職場の活性化などのメリットがあります。また、行政は、女性活躍を推進している企業に対し助成金制度も設けています。
企業が女性採用のメリットを得るには、女性が働きやすい職場環境を構築したり、女性の管理職を増やしたりして、まずは女性転職者に自社が魅力的に映るようにすることが大切です。
女性採用を目指す企業様は、採用成功する方法や女性採用の成功事例をご参考にしていただき、ぜひ自社の採用活動にお役立てください。
監修者プロフィール![]() 小林 佳代子 新卒で(株)キャリアデザインセンター入社。転職情報誌及び転職サイト『type』『女の転職type』で、1000社以上の求人広告制作に携わる。働く20代向けオウンドメディアの立ち上げ、女性向けwebマガジン『woman type』の編集長を経て2018年『女の転職type』編集長に就任。
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