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入社意欲を高める!面接における自社の魅力の伝え方やWeb面接ならではのノウハウをご紹介

Posted by type部(法人企業マーケティング担当) on Dec 11, 2020 10:18:38 AM
type部(法人企業マーケティング担当)

Topics: 女性採用マーケット, 採用市況, 採用ノウハウ, 新型コロナウイルス

今回の記事では、実際に面接を受ける転職者の入社意欲を高める面接時の動機づけ方法についてご紹介します。
前半でキャリアアンカー論を基にした動機づけ方法として、転職者の志向性に合わせた面接での自社の魅力の伝え方についてご紹介します。後半ではWeb面接ならではの動機づけ方法についてもご紹介します。

特に、Web面接は対面と異なり、会社や社員の雰囲気など転職者の志望度を上げる後押し要素が少なくなります。
そのため、より面接の内容が志望度に直結しやすい傾向にありますので、Web面接が苦手だなと感じられている面接官の方にも読んでいただけたら嬉しいです。是非ご参考ください。

 

CONTENTS

面接における「動機づけ」とは
 (1)動機づけとは?
 (2)動機づけを行う前に確認したいこと

転職者の志向性に合わせた動機づけ方法(キャリアアンカー論より)
 (1)仕事軸タイプへのトーク内容
 (2)待遇軸タイプへのトーク内容
 (3)会社軸タイプへのトーク内容
 (4)働き方軸タイプへのトーク内容

WEB面接ならではの動機づけ方法
 (1)アイスブレイク
 (2)自己紹介
 (3)企業・業務説明で差別化を図る

内定後の動機づけ



 

 

 

 

1 面接における「動機づけ」とは

 

(1)動機づけとは?


まずはじめに、「動機づけ」とは何かということからご説明していきます。

動機づけは心理学で用いられている用語で、「行動する原因となり、目標に向かわせる心理的な過程」を表します。
(英語ではモチベーション(motivation)と呼ばれます。こちらのほうが語意をイメージしやすいかもしれません)

面接における動機づけ(動機づけ面接)では、転職者が自社に「入社したい」と思うゴールに向けて、面接を通して自社に前向きな感情が出てくる状態を目指しましょう!

(2)動機づけを行う前に確認したいこと


では、実際にどのように動機づけを行えばよいかについてご紹介していきます。

まず動機づけを行う場合によく陥りがちなのが、「うちの魅力はこれ!」と決め、どんな転職者に対しても(例えば「勤続年数の長さ」や「大手企業と提携していて安定している」など)同じ魅力を伝えるパターンです。
この場合、転職者には多様な志向がありますので、企業が魅力だと思っている点と転職者にとっての魅力が異なる可能性も大いにあります。


転職者にとってあまり魅力的でない話だった場合、自社のアピールポイントを伝えても、自社の印象が残りづらくなります。例えば、「キャリアアップしたい」と思っている方に対して、「会社の安定性」や「実績」ばかりお伝えしても、動機付けできないという場合です。

ですので、動機づけをするために、事前に、改めて転職者が転職先を決める基準として何を一番重視しているかをヒアリングし、把握しておくことが大切です。
転職者の「転職理由」や、「志望動機」から志向性を探り、それに対して的確な情報を伝えることを意識しましょう。

 

 

 
 

2 転職者の志向性に合わせた動機づけ方法(キャリアアンカー論より)

転職者の志向性は大きく分類すると4つに分けられていく傾向があります。(※エドガー・H・シャイン博士のキャリアアンカー論を元に当社でアレンジ)

(1)「仕事に関する軸」

 スキルアップ、起業家志向、チャレンジ 等

(2)「待遇面の軸」

 給与・待遇、正当な評価、昇進・昇格 等

(3)「会社・業界への軸」

 将来性のある業界、社会貢献、安定性 等

(4)「働く環境面の軸」

 ワークライフバランス、人間関係、社風・職場環境 等

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転職者の重視する点を把握したら、転職者それぞれの志向性に合わせて自社で叶えられる情報を伝えていきましょう。

ポイントは「実体験を話す」こと、「面談が得意な社員に協力してもらう」ことです。

以下より、トーク内容をご紹介します。

 

 

(1)「仕事に関する軸」タイプへのトーク内容

スキルアップ、起業家志向、チャレンジ 等

<トーク内容>
・入社後に経験できた仕事、身についたスキル
・苦戦したときのエピソードと、それを乗り越えることができた理由
・新しいことにチャレンジして成功したこと、失敗したこと
・今取り組んでいる仕事、ミッション
・将来携わりたい仕事、ミッション
・周りの社員の成功体験



(2)「待遇面の軸」タイプへのトーク内容

給与・待遇、正当な評価、昇進・昇格 等

<トーク内容>
・入社から現在までの給与、年収の推移について
・実績を評価してもらったときのインセンティブ
・昇進、昇格のスピード
・前職と現在での評価の違い



(3)「会社・業界への軸」タイプへのトーク内容

将来性のある業界、社会貢献、安定性 等

<トーク内容>
・業界の市場規模、成長率、今後の市場予測について
・顧客が抱える課題と、自社でどう解決しているかについて直接自身が顧客と接して体験した話
・定着率や退職率、創業からの歴史や会社の業績、利益率、自己資本比率や株主、出資関係など

 


(4)「働く環境面の軸」タイプへのトーク内容

ワークライフバランス、人間関係、社風・職場環境 等

<トーク内容>
・自身のプライベートの時間や使い方について
・産休、育休などライフイベントについて制度や体制について
・社員の平均年齢や男女比率、社内交流やイベント、その他プライベートの付き合いについて
・どんな性格、志向の社員が多いか
・オフィス環境(立地、周辺環境、PCやデスク環境、社員同士の会話)について
・残業や休日休暇について

 

 

3 WEB面接ならではの動機づけ方法


次にWEB面接ならではのノウハウをお伝えしていきます。

冒頭でもお話ししましたが、現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、採用面接をWEB上で面接実施に切り替える企業様が増えてきています。実際に弊社が2020年8月に行ったアンケート結果によると約8割の企業がWEB面接を導入しています。(約90社へのアンケート結果、一部導入含む)

WEB面接は対面面接と比較し、会社の雰囲気や働く環境が伝わりづらいため、より面接官の印象や面接の内容が志望度に直結しやすい傾向にあります。面接の項目ごとに分けて3点(アイスブレイク、自己紹介、企業・業務説明)WEB面接ならではの動機づけ方法についてご紹介していきます。

 

 

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(1)アイスブレイク

まず最初に、面接中にアイスブレイクの時間はしっかり取ることをおすすめします。ポイントは、3つになります。

 


①気にかけトークを行う

「WEB面接は初めてですか?」「お水のんでくださいね」「わからないことがあったらその場で質問していただいてかまいません」など、転職者の方を気遣う言葉を積極的にかけましょう。
WEB面接は、話し手の交換のタイミングが掴みづらかったりもしますので、面接中も「●●さん、質問をどうぞ」「●●さん、何かありますか?」などと名前を出して声をかけてあげるのも友好的です。

②WEB面接にしている意図をしっかり伝える

「感染リスク対策のため」「気軽に接点を取りたい為」など、転職者ファーストであることを伝えましょう。

③声のトーンは普段より高め、ゆっくりめに話す。表情やジェスチャーを、ややオーバーにして雰囲気を盛り上げる。

WEB面接の場合、回線を通すことによって低めに聞こえたり、タイムラグが発生する可能性がありますので、そのことを意識して進めていきましょう。

アイスブレイクで、「あなたのことを知りたい」「私たちのことを知ってほしい」という気持ちを表すことで、転職者を気にかけていることが伝わり、場の緊張が解けやすくなります。緊張が解けると転職者も自身の力を発揮して面接の受け答えがしやすくなり、互いをより理解しやすい面接になります!


 




(2)自己紹介

自己紹介を行う際はまずは面接官側から積極的に自己開示することを心がけましょう。

自己開示は心理学的にも相手を満足させやすいと言われており、面接官が深い部分まで自己開示をすることで、転職者も同等のレベルで情報を明かしてくれるようになります。(何らかの施しを受けた場合にお返しをしなければならないという感情を抱く心理作用の「返報性の原理(法則)」を応用したものです。)

ポイントとして、自身の入社動機をお話いただいたり、転職活動時のちょっとしたぶっちゃけ話など、本音を明かすような内容を意図的にお伝えいただくとよいです。



▼転職者心理の変化(弊社作成)
転職者心理の変化

 

 

(3)企業・業務説明で差別化を図る

企業・業務説明を行う際に気を付けていただきたいポイントがあるのですが、普段、仕事説明をする際に、日々のタスクの説明だけで終わっていませんか?

これでは業務・条件自体に相当な魅力がない限り、他社と自社に対する転職者印象を差別化をすることができません。
実際に、弊社のキャリアアドバイザーが面接後に転職者からよく「入社後の自身の業務内容はわかったが、会社に対する印象が特にない」というお声をいただくことがあります。


差別化を図るために、会社や業務について説明をする時は「何のためにその仕事をしているのか」という目的や意義をセットで話すようにしていただくとよいです!
目の前の仕事の意義を伝えることでモチベーションを高める、「ラダー効果」という心理学を活用したものです。(図:弊社作成)


ラダー効果



上記、広告営業の例を挙げると、実務レベルで「広告をとってくる仕事」と話すのではなく、意義レベル「社会的意義」まで落とし込んで話すことが必要です。

お仕事の詳細はもちろんですが、「どんな会社なのか?」という全体像も候補者は求めています。会社が持っている方向性やビジョンを段階を踏んでご説明することで、他社とは違う印象を与えることができます!


また、女性はライフイベントの影響を受け易く、男性以上にキャリアが不確実・不明瞭になりがちです。2~3年後にどうなっていたいか子供ができたらどう働きたいか、など【未来】についてのヒアリングは複数の選択肢を想定し、多方面から行うのがポイントになります。

「あなたは○○を大事にするんですね」「××には○○とお考えなんですね」等候補者の意向や発言を汲み取り傾聴し、言語化や要約に協力的な姿勢が重要になります。更に、「共感してもらえる」ことが安心に繋がりますので、ロールモデル(同じ境遇の少し先輩社員がベスト)の紹介ですと不安払拭に有効です。

男性以上に【傾聴】と【共感】が、他社との差別化ポイントになりますので、選考を「相互理解」「相互確認」の場として捉えるスタンスが必須です。

 

その他、さらに自社のカラーを出す場合は、目的・意義の部分を社風や会社のビジョンに置き換え、「社員にこうなってほしいから、〇〇の取り組みをしている会社です。」といった風に訴求いただくのもおすすめです。
実際のトークでラダー効果を活用する場合は、価値→実務→目的→意義の順番で話すと伝わりやすく自然ですので、是非面接で実践してみてください。

 

 

4 内定後の動機づけ



最後に、面接とは関係ありませんが、番外編として内定後の動機づけについてご紹介します。
転職者は、複数の企業から内定をもらっている可能性が高く、また、現職企業にとどまる可能性もあるため、内定を出した後も再度動機づけを行い入社意欲を高めましょう。
以下は実施例です。ご参考ください。



【例:面談・食事会実施】
 対応者 :人事/面接官/現場の上司・同僚
 話す内容:実際の職場の雰囲気、実務について(あまり堅苦しい話はしない) 等
 ポイント:形式的にならず、会社の雰囲気を知ってもらう


【例:手紙】
 対応者 :人事/面接官/現場の上司・同僚
 記載内容:内定承諾のお礼、面接したときの印象、一緒に働きたいと感じた理由 等 
 ポイント:硬い文章にならないように気を付け率直な思いを伝える


いかがでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。

次回は、早期退職を防ぐ「入社後環境」についてご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 


 

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