2022年4月、コロナ禍で3度目となる入社式が新卒採用を行う企業を中心に多くの企業で実施されたことかと思います。例年、4月は入社者の受入れ対応などの忙しさから掲載件数が落ち着く傾向にありますが、本年はどのような市況だったのでしょうか。2022年5月現在の各データをもとに先月までの転職者・企業双方の動きを振り返って参ります。中途採用活動にお役立ていただけますと幸いです。
目次 |
1│ ITエンジニアの新規有効求人倍率推移 |
まずは厚生労働省が2022年4月26日(火)に報道発表をした『一般職業紹介状況[季節調整値(除パート)](令和4年3月分)』の統計表をもとに、ITエンジニアの新規有効求人倍率の推移をみていきます。
参照:一般職業紹介状況[季節調整値(除パート)](令和4年3月分)(図:弊社作成)
※季節調整値とは…時系列データから季節的な要因(土日、祝日による稼働日数の違いやうるう年の影響等のカレンダー要因など)による変動を取り除くこと
※除パートとは…パートタイム希望者を除いたデータ(派遣労働者や契約社員を希望する者は含まれるため厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる)
新規有効求人倍率は、2019年12月の4.7倍をピークに新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け第1回目の緊急事態宣言が出された2020年4月に2.4倍まで下がりました。
その後は微増減を繰り返しながらも第3回目の緊急事態宣言が発令された2021年4月の2.1倍を底に、右肩上がりに増加。2022年3月は3.1倍を記録しています。前年2021年3月からは0.5ポイントの増加となりました.。
2│ 中途採用マーケットのITエンジニア求人数推移と応募効果 |
下図は、typeの求人数と応募数のデータを2019年12月を1として推移を表したグラフです。
※2019年12月を1とした場合(図:弊社作成)
新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年12月と比較して、2022年4月の求人数は1.3倍に。2020年は新型コロナウイルス感染症拡大を受けて求人数が大幅に減少しましたが、2020年6月を底に回復を続け、現在では新型コロナウイルス感染症拡大前を上回るほどの数値まで増加していることがわかります。
一方、応募数も2019年12月と比較して、2022年4月は20~30代が1.6倍、全体が1.3倍の結果となりました。エンジニア経験者の中でも特に若手~中堅層がtypeでは活発に動いていることがわかります。
下記無料e-bookにて、さらに効果の詳細もお伝えしていますので是非ご確認ください。
3│ typeITエンジニア会員データから見る転職者動向 |
最後に、typeのITエンジニア会員データをもとに直近転職活動を行っている転職者層を見ていきましょう。
■学歴
短大卒業以上:68%
■年齢
20~30代:79%
■就業状況
就業中の方:70%
■転職意欲
転職活動中の方:57%
■経験職種
偏り無く幅広い経験者層
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもご参考になれば幸いです。
日本最大級のエンジニア経験者採用向け転職サイト「type」
POINT1
会員の5人に1人がエンジニア経験者
POINT2
AIマッチング、ターゲティングスカウト、エンジニア採用に適したツールが豊富!
POINT3
2職種掲載で採用コスト削減!職種やスキル別など柔軟に原稿を分けて掲載ができる
サービスサイト:https://info.type.jp/engineer-recruitment/
ブログ編集部
「エンジニア採用情報お届けブログ」「女性採用情報お届けブログ」「中途採用情報お届けブログ」は、株式会社キャリアデザインセンター メディア情報事業部「type」「女の転職type」が運営する採用担当者様向けのブログです。構成メンバーは、長年「type」「女の転職type」を通して様々な業界の企業様の中途採用をご支援してきたメンバーになります。本ブログを通して、多くの企業様の中途採用にお役立てできるよう情報発信してまいります。
■運営会社:株式会社キャリアデザインセンター https://cdc.type.jp/
■企業様向け公式SNS:
株式会社キャリアデザインセンターは、転職サイト「type」「女の転職type」をはじめ、Webマガジンを運営する会社です。エンジニア・営業職・女性の中途採用を強みとした採用支援サービスを展開しています。
「type」サイト:https://type.jp/keisai/
「女の転職type」サイト:https://woman-type.jp/keisai/
ブログ購読希望の方はこちら
採用業務に役立つ新着記事や資料、セミナー情報をお届けします!