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中小IT企業がエンジニア採用を始める前に準備すべきこと(2)「自社・競合他社の理解」

Posted by type部(法人企業マーケティング担当) on 2020年04月13日
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Topics: エンジニア採用, 自社と競合他社の理解, アピールポイント選定, 中小IT企業向け

前回の記事では、エンジニア採用を始める前に準備することの1つ目として

「採用メンバー間で採用計画・ターゲット等のすり合わせを行う」ことについて紹介しました。

 

今回の記事では、次のステップとして行う必要がある

「自社・競合他社の理解」について、紹介させていただきます。

 

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目次

1.「自社・競合他社の理解」はなぜ行うべきなのか?

2.「競合他社の理解」のためにチェックすること

(1)そもそも採用活動における「競合他社」とは

(2)競合理解のためにチェックするポイント

3.「自社の理解」のためにチェックすること

(1)自社の理解では「求職者目線」が重要

(2)自社の理解のためにチェックするポイント

 

 

 

 

1.「自社・競合他社の理解」はなぜ行うべきなのか?

 

ー 時代は「1人のエンジニアを10社で取り合っている」市況となっている

  • 最初の記事で紹介をしましたように、エンジニアの中途採用については
  •  
  • 年々厳しくなっています。
  •  
  •  
  • 特に都内における、どの企業も欲しがるような30代の経験者採用については10倍 にもなるといわれています。
  • どの企業においても人手が不足しており求人が増え続けている中、
  •  
「いかに競合他社と差別化できる自社のアピールポイントを打ち出していくか」
  •  
  • ということが採用を成功させるための一つのポイントです。
  •  

そのために、競合他社を理解し、また自社を理解することが必要となってくるのです。

 

 

 

 

2.「競合他社の理解」のためにチェックすること

 

 

(1)そもそも採用活動における「競合他社」とは

 

自社の競合となる企業を思い浮かべるとき、多くの企業様が「業態」「事業内容」「扱うサービス」などを軸に考えることが多いのではないでしょうか。

商品・サービス戦略などを考えるときは上記の軸で考えるかもしれませんが、中途採用においては

「会社規模(従業員数)」「応募資格」「給与」「勤務地」の4つが類似している企業を「競合他社」と定義します(以降「採用競合」とします)。 

ゆえに、エンジニアのポジションを募集するといっても、同業のIT企業だけをベンチマークすればよいというわけではありません。
 
たとえば未経験のエンジニアを募集する場合、上記のような採用競合となる4点が類似している企業をふまえた場合、まったく別の業界の広告代理店が採用競合となる場合もあるのです。
 
例:
  • 採用競合定義例
  •  
採用競合といっても、範囲が広すぎてベンチマークすることが難しいかもしれません。
その場合、はこれまで入社されてきた社員の方に以下のようなヒアリングを行い定義づけのヒントにしましょう。

・応募先の企業を検討するときは何を比較検討していたか?
・実際にどのような企業に応募したのか?
・最終的に絞った企業については何を重視していたか?
・興味を持った情報(HPや求人広告)や、印象的だった説明会、面接はどんな企業か?
・自社に入社を決めてくれた理由は何か?

 

 

(2)競合理解のためにチェックするポイント

 

 

① 事業内容、商品サービス、顧客などの概要

まずは、業態、商品サービスが同じ企業を確認してみましょう。

自社開発、自社で商品サービスを展開している企業はそれだけでも差別化になりますが、+α(アルファ)として、自社のサービスの規模や今後の展望に対して、競合他社がどのような打ち出しをしているかをチェックするのがおすすめです。

SESの企業の場合は、業態だけではなかなか差別化が難しくなります。ただし、エンジニア経験者の場合は求人の中で「仕事内容=どのような案件があるのか」は必ずチェックするため、競合他社がどのように案件の打ち出し方をしているかまでチェックして、自社の差別化できる案件をだしていきます。

 

 

② 求人で出している給与、雇用条件

業態が同じ企業の事業内容や仕事内容での差別化を見た後は、「給与」や「待遇などの雇用条件」などを確認します。

自社と同規模の企業がどのような採用条件を設定しているか知ることで、自社の条件の見直しをすることもできます。

特に、「給与・待遇」はエンジニア経験者が転職先を検討するときに、「仕事内容」の次に重視します。特にエンジニア経験者は売り手市場のため、給与が高くなってきているため、半年ぶり以上に採用する企業は改めて、給与待遇の見直しをすることをおすすめします。

 

 

③ 求人で出しているアピールポイント

業態、給与・待遇以外にも、競合他社が打ち出している「アピールポイント」を確認することも大切です。

アピールポイントについては、求人媒体にもよりますが

・職種名

・記事のトップに出て来るフリー記事

にて書かれていることがほとんどです。この項目の中で、競合他社が何を自社の強みとして打ち出しているかチェックし、自社の差別化ポイントをみつけていくことが大切です。

recruitment

 

 

④ 具体的な採用ターゲット

続いて、どのような人材をターゲットとしているかも確認しましょう。

「応募条件」にて確認することができます。

qualification_2

 

どこかの主要求人サイトを見てみると分かると思いますが、採用が難しくなっている現代においては、

「未経験」「ブランクOK」という求人が増えています。

その中で、「経験10年以上、プロジェクトのマネジメント経験がある方」のようなハードルが高い条件を出すと、応募を集めることが難しくなります。

また、経験・スキル条件をand条件で羅列してしまうと、転職者は全てあてはまらないと応募できないと感じてしまいます。採用市況と他社の求人を見て、どのようなターゲットで求人を出していくと応募のハードルをそこまであげずに、応募数を確保できるか検討するとよいかと思います。

 

 

⑤ どのような採用手法で採用成功しているか

採用が上手くいっている競合他社が、どのような手法で採用成功しているかを把握する必要があります。こちらについては、エージェントや求人媒体の営業担当など、専門業者に聞くことをオススメします。

現在は、「スカウトメール」という、企業が直接求職者にアプローチできるメールツールが採用手法において主要となっています。typeにおいても、100名以下の中小IT企業でもスカウトメールをうまく活用することでエンジニアを複数名採用できている企業様が多くいらっしゃいます。

採用事例はこちら

また最近は、エージェントや求人媒体だけではなく、自社のHPやSNSでの採用にも力をいれている企業が増えています。

情報が溢れている現在、転職者の方は求人媒体やエージェントだけの情報ではなく、さまざまなツールを活用しています。競合となる企業の自社HPやSNSの活用もチェックしておくとより競合分析ができます。

 

 

 

 

3.「自社の理解」のためにチェックすること

 

 

 

(1)自社の理解では「求職者目線」が重要

 

「自社について理解するといっても、採用担当の立場として十分理解している」と感じられる方も多いかもしれませんが、ここで改めて行ってほしいこととしては

求職者目線で自社の組織文化や事業内容、採用市場におけるポジションなどを整理することです。

採用する側の立場として、自社のアピールポイントや競合に対する優位性を理解している企業様は多いのですが、実は求職者側からみたときの自社の特長・優位性は異なっている場合があります。

また、この「求職者」については、不特定多数の求職者の視点からではなく、自社が採用活動においてターゲットとする人物の目線にたつと、以降で説明する「③アピールポイントの整理」「⑤採用市況における立ち位置と、狙えるターゲットの確認」などのフローにおいて、より質の高いアウトプットができるかと思います。 

 

 

 

(2)自社の理解のためにチェックするポイント

 

 

① 企業理念、社風、事業内容

改めて、自社の企業理念や社風、事業内容などを確認しておきましょう。

整理しておくことで、競合他社との比較の際に役に立ちます。

 

 

② 会社の公式データ

「事業売り上げ、利益」「社員数、職種比率、年齢比率」「平均勤続年数、退職率、平均年収」「有給消化率、産育休取得率」など、会社の公式データを確認しておきましょう。

 

 

③ アピールポイントの整理

競合企業の理解と、①②の自社の情報を整理したら、他者と差別化できるアピールポイントの整理しましょう。

弊社「type」が企業様の求人を作成する際には、「エンジニア求人向けの訴求ポイント表」というものを使って

企業様の打ち出しポイントを整理しています。

是非皆さんもチェックしてみてください。

appealpoint

こちらからご覧になられます

 

 

④ 中途入社社員の入社動機・他社にない自社の魅力

自社のアピールポイントを把握するのに1番手っ取り早い方法は、「社員にヒアリングすること」です。

中途採用であれば、直近中途入社された社員の方に

「入社を決めたポイント」「他に選考を受けていた企業と比べてどの点が魅力だったか」ということを聞くのがよいでしょう。

また、中途入社以外の社員の方にも、「友人に自社への入社をオススメするなら、どのような点を推すか」というようなことを聞くのもよいでしょう。

 

 

⑤ 採用市況における立ち位置と、狙えるターゲットの確認

現在の採用市況において、自社の規模・業態をふまえたときに、

どのような立ち位置にいて、狙えるターゲットはどの層なのか把握することも大切です。

たとえば、以下はIT業界におけるスキルレベル別転職者の応募の流れの構造図です。

jobmarket_report1

 

上記のように、「求職者が企業を選ぶ」今の市況においては、

どの企業も欲しがる20代後半~30代前半のエンジニア求職者は「有名企業の情報シス部門」「大手ベンダー」「コンサルティングファーム」などに応募が集まる傾向にあります。

もちろん転職者の志向をふまえた求人の打ち出しや、スカウトでのアプローチの工夫を行うことで(a)ゾーンの応募を集めることもできますが、

はじめからそのゾーンに絞り込んで選考を行うのではなく、自社が採用ができるターゲットまで条件を広げ、候補者の母集団を大きくしていくことが採用成功の秘訣です。

 

ちなみにtypeでは、企業様と他社の差別化とアピールポイントの整理を営業担当がお手伝いさせていただくことがあります。

具体的には、企業様の採用において主要となる社員様(社長、技術部長、採用担当)と打ち合わせさせていただき、

以下のように企業様のスキル面、働きやすさ面における強み弱みをマトリックス化した図を使用して、ブレストを行っていきます。

 

matrix

 

▼進め方

・ホワイトボートにマトリックスを書いて、参加メンバー(例 社長、技術部門、人事など)それぞれ自身が思う自社の強み弱みを付箋に書き出し貼り付けていく

・出していただいた強み弱みに対して、type営業担当が競合他社の情報をもとに差別化できるポイントをFB

・自社のアピールポイントを整理し打ち出していくポイントを決める 
 
▼メリット
・一目(付箋の量)で自社の課題が分かる
・新たな発見がある(例えば、技術部長が強みとして張った付箋内容を、採用担当は初めて知ったなど)
・媒体営業マンが整理してあげることで、強みだと思ってたことが平均レベルだった、弱みだと思ってた内容が実は強みだったなどの発見がある
 
「type」は、IT企業の取引実績が業界TOPクラスです。そのため、精度の高い競合比較と企業様のアピールポイントの洗い出しをお手伝いすることができます。何か気になる点がありましたら、下記お問い合わせページよりご連絡くださいませ。
問い合わせボタン-2
 
 
 

いかがでしたか?

次回の記事では、採用を始める前に準備するべきこと第3章として、さらなる

採用に関する知識をつける』というテーマにて、「採用フローの基礎」などの情報をお届けします。

ぜひ次回もご購読ください。

 

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