採用コンサルティングとは、企業の採用成功のために戦略設計や実務面のサポートをするサービスのことです。
採用活動へかけるリソースが足りない、応募が集まらないなどの採用課題を抱えている企業は、採用コンサルティングを導入すると、課題解決できたり自社の採用活動の質を高められたりする可能性があります。
この記事では、採用コンサルティングのメリット・デメリットと費用相場、オススメ企業の比較表をまとめているため、ぜひご参考にしてください。
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目次
- 1-1 採用代行(RPO)との違い
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2-1 採用ターゲットの設計・要件定義
2-2 採用戦略の設計・提案
2-3 採用施策の設計・改善
2-4 採用実業務のサポート
2-5 選考データ管理・採用レポート設計
2-6 採用後のフォロー戦略の提案 -
4-1 客観的に自社の実態を把握できる
4-2 採用市場の最新トレンドを自社に活用できる
4-3 自社の採用担当者の負担を減らせる -
5-1 外部コストがかかる
5-2 自社に採用ノウハウが蓄積されにくい
5-3 コンサルタントとの認識にズレがあると効果が出にくい -
6-1 業者の得意領域と自社の課題がマッチしているか
6-2 採用したい職種での実績が豊富か
6-3 コンサルティング体制は適切か
6-4 コンサルティングのサービス範囲が適切か
6-5 サポート終了後も自走できる仕組みを作れるか
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1.採用コンサルティングとは? |
採用コンサルティングとは、企業の採用活動の課題解決をはかり、採用成功に導くため、戦略設計や実務面のサポートをするサービスのことです。
業者によって提供するサービスは異なり、戦略設計のみを行うこともあれば、戦略設計から実業務までサポートしてくれるケースもあります。
(1)採用代行(RPO)との違い
採用代行(RPO=Recruit Process Outsourcing)は、企業の実業務をサポートするサービスです。例えば、企業説明会、面接などを代行します。
採用代行(RPO)は、戦略設計に携わらないことが多いですが、業者によっては戦略設計から実務面までサポートするケースもあるため、採用コンサルティングとの違いが明確ではなくなってきています。
2.採用コンサルティングのサービス内容 |
採用コンサルティングの主なサービス内容は、次の6つです。
・採用ターゲットの設計・要件定義 |
各サービス内容について解説します。
(1)採用ターゲットの設計・要件定義
採用コンサルティングは、採用市場の分析や社員・役員へのインタビューを実施して、採用ターゲットの設計と要件定義を行なってくれます。
採用ターゲットが曖昧な場合、ミスマッチ人材を採用し、入社後にすぐ離職されたり、既存社員に悪影響が出たりする恐れがあります。
採用コンサルティングに自社で活躍できるターゲットを明確に設計してもらえれば、リスク回避のほか、自社の生産性を高めることにもつながるでしょう。
(2)採用戦略の設計・提案
採用戦略とは、「いつまでに・どの部署へ・どのような人材が・何人必要か」という採用の方向性を示したものです。
採用コンサルティングは、採用トレンドや競合他社の動向、市場、企業の強み、採用の失敗経験などから適切な採用戦略の設計や提案をしてくれます。
さまざまな面から設計する採用戦略を自社のみで策定することは難しいため、採用コンサルティングでサポートを受けると、現実的で効果的な採用戦略を立てられるでしょう。
(3)採用施策の設計・改善
採用コンサルティングは、採用手法の選定・提案や、選考・面接方法などの採用施策をいちから設計するほか、企業の既存の施策のチェック・改善もしてくれます。
業者によって採用施策の方針は異なり、例えば、ミスマッチ防止を重視する業者の場合は、入社後に長期活躍が期待できる人材の採用につながるでしょう。限られたリソースを効率的に活用することを意識する業者であれば、採用活動にかかる負担が生じづらいです。
(4)採用実業務のサポート
母集団形成、スカウトメールの送信、企業説明会や面接の実施、内定者フォローなどの実業務のサポートも、採用コンサルティングのサービスのひとつです。
採用のプロである採用コンサルティングに実業務を行なってもらえれば、採用効果を高められるでしょう。また、採用担当者は負担が軽減したり、コア業務に注力できたりします。
(5)選考データ管理・採用レポート設計
採用コンサルティングは、選考データの管理や採用レポートの設計も行います。選考や採用に関するデータをまとめ、レポート化してもらえた場合、採用活動の状況や実績を記録として残すことができ、今後の人材採用に活かせるでしょう。
業者によっては企業が自走できるように、採用活動のノウハウの共有や仕組みづくりをしてくれるケースもあります。
(6)採用後のフォロー戦略の提案
採用活動は、人材を採用して終わりではありません。採用の成功とは、採用した人材が定着し、生産性向上など自社に好影響を与え、貢献してくれることといえるでしょう。
採用コンサルティングは、採用後のフォロー戦略も提案してくれます。採用した人材を放置する、気にかけないなど、適切なフォローをしないでいると、働きづらさを感じた入社者が早期離職する恐れがあります。
そのため、採用コンサルティングによるフォロー戦略の提案は、採用した人材の早期離職防止と定着率の向上につながります。
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3.採用コンサルティングの費用相場 |
採用コンサルティングの費用相場は、下記のとおりです。
サービス内容 | 費用相場 |
選考フローの設計 | 30万円~ |
ターゲット人材の設計 | 30万円~ |
採用スケジュールの策定 | 30万円~ |
評価基準の設定 | 50万円~ |
内定者フォロー戦略 | 30万円~ |
入社前後の研修 | 3万円~ |
採用ブランディング | 100万円~ |
採用アウトソーシング | 月額5万円~ |
それぞれの費用は業者によるほか、かかる時間や依頼範囲、工数などによって異なります。また、扱っているサービス内容もさまざまで、採用活動のすべてを任せられる場合もあれば、任せたいサービスを選択するケース、ノンコア業務のみを担当してくれるケースもあります。
4.採用コンサルティングを導入するメリット |
採用コンサルティングを導入すると、次のようなメリットがあります。
・客観的に自社の実態を把握できる |
(1)客観的に自社の実態を把握できる
自社のみで採用活動を行なっていると、固定観念や思い込みがあっても気付きづらく、適切な採用活動ができていないかもしれません。
採用コンサルティングを導入すれば、プロの目線で客観的に自社の採用活動を見てもらえるため、固定観念の排除や、より効果的な施策の導入につながる可能性があります。
また、多くの企業を見ている採用コンサルティング業者のアドバイスによって、自社の強み・弱みやアピールポイントも明確になるでしょう。
(2)採用市場の最新トレンドを自社に活用できる
採用コンサルティング業者は、採用市場の最新トレンドを欠かさずにチェックし、各企業の採用状況も把握しています。
そのため、採用コンサルティングを導入すると、業者の最新の知識や分析結果を自社に活用でき、課題解決や採用成功につながる戦略や施策の設計が可能です。
(3)自社の採用担当者の負担を減らせる
採用コンサルティング業者は、採用業務をサポートしてくれるため、採用担当者の負担を軽減できます。
採用担当者の仕事は、採用計画の設計やターゲット人材の明確化、選定した採用手法の運営と応募者選考、内定者フォローなど多岐にわたります。ひとり人事の場合は、採用のほかに労務管理や人事評価などの業務も受け持つため、採用活動に注力することが難しいです。
採用業務の一部もしくはすべてを任せられる採用コンサルティングを導入すると、採用担当者がコア業務に集中して取り組めたり、ほかの業務に専念できたりするでしょう。
また、採用担当者に採用経験や知見がない場合も、採用コンサルティング業者のサポートによって質の高い採用活動を行えます。
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5.採用コンサルティングを導入するデメリット |
さまざまなメリットがある採用コンサルティングの導入ですが、デメリットもあります。
・外部コストがかかる |
採用コンサルティングを導入してから後悔しないように、デメリットも十分に把握しておきましょう。
(1)外部コストがかかる
採用コンサルティングは、依頼する業務範囲によって数十万円から数百万円のコストがかかり、業務範囲が広がるほどコストが大きくなる傾向があります。
採用活動は求人広告費や人件費、企業説明会の会場費、内定者懇親会の交際費など、さまざまな費用がかかるため、採用コンサルティングの導入を検討する場合は、採用予算やトータルコストを考えることが大切です。
また、採用コンサルティングを導入する必要性があるか、代替案はないかも検討するといいでしょう。
(2)自社に採用ノウハウが蓄積されにくい
採用コンサルティング業者にすべてを任せ、自社が採用にまったく関わらなくなった場合、自社に採用ノウハウが蓄積されにくい点がデメリットとして挙げられます。
採用コンサルティング業者のサポート期間は数か月から一年ほどと限られています。業者から採用ノウハウや効果的な進め方を学ぶ姿勢がないと、サポート終了後には振り出しに戻り、再度採用コンサルティングを頼って余計なコストがかかるかもしれません。
そのため、将来的には自社で適切な採用活動を行えるように、採用コンサルティング業者とともに採用活動を進めることを意識しましょう。
(3)コンサルタントとの認識にズレがあると効果が出にくい
効果的な採用コンサルティングを受けるには、コンサルタントへ自社の状況を正確に伝えることが求められます。サービスによっては常駐型の採用コンサルティングもありますが、コンサルタントが外部にいる場合、事業の拡大・縮小や人員の増減などの変化を逐一伝えなければ、設計された採用戦略と実状が乖離してしまいます。
実状に合わない採用活動は効果が出にくいため、採用成功につなげられるように自社情報や状況の変化を積極的にコンサルタントへ伝え、認識の齟齬を発生させないことが大切です。
6.採用コンサルティングサービスを選ぶポイント |
採用コンサルティングサービスは、次の5つのポイントを意識して選ぶことをオススメします。
・業者の得意領域と自社の課題がマッチしているか |
それぞれのポイントを解説します。
(1)業者の得意領域と自社の課題がマッチしているか
採用コンサルティング業者の得意領域と、自社の採用課題がマッチしているかを確認しましょう。
採用コンサルティング業者によって得意領域は異なり、例えば採用ブランディングが得意、長期的に活躍する人材の採用が得意、自走できる社内構築に強みがあるなど、さまざまです。
そのため、自社と相性が合う業者を選ぶと、採用課題を解決できる可能性があります。
(2)採用したい職種での実績が豊富か
自社が採用したい職種での実績が豊富な採用コンサルティング業者を選びましょう。全体的なサポート実績が豊富でも、自社が採用を目指す職種の実績が少なければ、採用戦略や施策が的外れなものになりかねません。
自社の採用目標を達成するためにも、採用コンサルティング業者に求める職種のサポート実績があるか、サポート実績数は多いかをチェックすることが大切です。
採用したい職種のサポート実績が豊富であれば、競合他社の採用状況の情報も得られると考えられます。
(3)コンサルティング体制は適切か
採用コンサルティングの体制は、大きくわけると「研修型」と「伴走型」の2種類です。
「研修型」は、採用コンサルティング業者が自社の採用担当者を対象に研修を実施し、採用ノウハウや知見などを蓄積させます。企業説明のプレゼンテーションや面接のトレーニングも行うため、採用活動の社内体制の構築が可能です。
「伴走型」は、採用コンサルティング業者とともに採用活動を進めていきます。採用コンサルティング業者は、採用戦略の設計から実業務、数値の分析などのサポートやアドバイスを行います。
それぞれのコンサルティング体制の特徴を踏まえ、より自社に適した体制の業者を選ぶことをオススメします。
(4)コンサルティングのサービス範囲が適切か
コンサルティングのサービス範囲は、業者によって異なります。採用活動の一連の工程をすべて依頼できる業者もあれば、一部分しかサポートを行なっていない業者もあるでしょう。頼みたい業務を自社で自由にカスタマイズできる場合もあります。
採用コンサルティングの効果を高めるには、自社が依頼したい業務範囲を明確にすることが大切です。例えば、部分的な依頼を想定していたのにフルパッケージの業者を選んでしまうと、余計なコストがかかるでしょう。すべてを依頼したいと思っていたのに一部分しか対応しない業者を選んだ場合は、自社のリソースが必要になるため業務負担が発生します。
採用コンサルティング業者を選ぶ際には、自社が依頼したい業務範囲と業者が提供するサービスの範囲がマッチしているかの確認が重要です。
(5)サポート終了後も自走できる仕組みを作れるか
採用コンサルティング業者のサポート終了後には、採用ノウハウが自社に蓄積され、自走できる仕組みが作られていることが望ましいです。
長期的に効果の高い採用活動を行なっていくためにも、採用ノウハウを共有してくれるなど、自社運用ができるようなサポートを実施する採用コンサルティング業者を選びましょう。
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7.オススメな採用コンサルティング企業比較表 |
下記、オススメできる採用コンサルティング企業6社の特徴や実績、料金を表にまとめました。
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8.まとめ |
採用コンサルティングを導入すると、採用のプロから自社の採用活動に関するアドバイスをもらえたり、共有してもらった最新トレンドを活用できたりするメリットがあります。
採用コンサルティングの効果を高めるには、自社の状況をコンサルタントに正確に伝えるほか、提供サービスの範囲や得意領域が自社にマッチしている業者を選ぶことも重要です。
採用活動のたびに採用コンサルティングを導入するのではなく、サポート期間中に採用ノウハウを積極的に吸収し、自社で自走できる体制を整えることが、自社の採用力強化につながるでしょう。
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