【96%が中途採用実施】最新コロナ禍の各企業の中途採用活動状況アンケート調査結果/2022年4月実施

Topics: 女性採用, 転職者動向, アンケート調査結果

 

新型コロナウイルスの感染拡大がまだまだ止まらない中、各企業のコロナ禍での中途採用活動について、今回も各企業の人事・採用ご担当者様にご協力いただき、コロナ禍における採用活動への影響についての5回目となるアンケート調査(調査期間 2022年4月1日~2022年4月30日)を実施しました。回答を一部抜粋し、本ブログにてご紹介いたします。

前回(2021年10月時点)に実施したアンケートと比較しながら、今後の採用計画にお役立ていただけたらと思います。

 

\ 中途採用アンケート調査 結果報告(2022.06)のレポートはこちら /

📄 資料の一部をご紹介
 <21年度中途採用実施状況>96%の企業が「中途採用を行った」と回答2021年度中途採用実施状況-03-0708<採用難易度の変化>21年度は55%の企業が「難しかった」と回答
採用難易度の変化-03-0708
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1|アンケート調査概要

 
アンケート実施機関:2022年4月1日(金)~2022年4月30日(土)
有効回答数:97社
調査方法:採用ご担当者様を対象にWeb上、メール配信により調査

┃従業員規模

従業員規模-02-220725

┃業種

 業種-02-220725
 
 
 
 

 1-1. リモートワーク実施状況

 

リモートワークの実施状況につきましては、全体で62%の企業が実施中と回答しました。内、完全にリモートワークを導入している企業は前回調査(2021年10月実施)と比較すると完全リモートワークが8%減で3%、一部リモートワークは8%減で59%、完全出社は38%と同様の結果となりました。
約半年で、全体のリモートワークの実施状況は変わらないものの、「完全リモートワーク」が8%減と、徐々に出社率が高まっていることがわかります。
 
▼現在のリモートワーク状況について教えてください(単一回答)
リモートワーク状況2-02-220725
 
 
 
 

 1-2. 採用予算について


採用予算は全体で26%の企業が「増加」と回答しました。「変化なし」が過半数を占める中、「多くなった」と回答した企業が「少なくなった」と回答した企業上回る結果となりました。

▼2021年度と比較して2022年度は変化がありますか?(単一回答)
採用予算-02-220725

 

 

 

 1-3. 中途採用実施状況

 

2021年度と2022年度の中途採用の実施状況について比較してみました。
 
「2021年度は中途採用を実施されましたか」という問いに対し、全体で約96%の企業が「採用を行った」と回答。2021年10月の調査の際と比較すると、採用を実施した企業は8%も増加しています。
 
 
▼2021年度は中途採用を実施されましたか?(単一回答)
2021中途採用状況-02-220725

 
また、「2022年度は中途採用を実施されますか」という問いに対し、全体で約69%の企業が「中途採用を実施中」と回答。2021年度から引き続き採用を行う企業が多いことが分かりました。 
 
▼2022年度は中途採用を実施されますか?(単一回答)
 2022中途採用状況-02-220725
 
 
 
 
 

2|2021年度「採用をしている」と回答した企業の結果

 

 

 2-1. 採用手法

 

活用した採用手法は、【求人サイト(掲載型)】を活用している企業が77%と最も高く、次に【人材紹介】が52%、【自社HP】が45%を占める結果となりました。

回答割合を見てみると、複数手法活用して採用活動を行った企業は73%を占めておりました。

 

▼活用された採用手法について教えてください(複数回答)
採用手法-02-220725

 

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 2-2. 募集職種とポジション

 

募集職種は「エンジニア経験者」と「営業経験者」の回答が46%と最も多い

募集職種は、【エンジニア経験者】【営業経験者】と回答した企業が最も多く50%を占めました。次にバックオフィス経験者34%と、上位3回答すべて、経験者採用という結果になりました。

 

▼募集された職種を教えてください※複数回答
募集職種-02-220725

 

採用ポジションは、「メンバークラス(若手)」が最も多く83%と最も多い割合を占めました。次いで「メンバークラス(若手)」が66%でいずれもメンバー募集が多いことがわかる。「課長クラス」の回答は8%とメンバー募集とは大きく差が開いた結果となりました。募集職種では経験者を求める企業が多い結果が得られましたが、その中でも若手から中堅のメンバー層を求めて採用活動している企業が多く、一部の層に集中していることが分かります。

 

▼募集されたポジションを教えてください※複数回答
募集ポジション-02-220725

 

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中途採用アンケート調査 結果報告(2022.06)-03
 ▼この資料ではこんなことをご紹介しています
1.中途採用実施率・リモートワークやオンライン面接の実施率
2.採用中の職種やポジション、採用単価、課題や選考期間 
3.女性社員比率を上げる取り組みの実施率や背景
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 2-3. 採用難易度の変化(2020年度と2021年度比較)

 

2020年度と2021年度と比較して採用難易度の変化について聞いてみました。「採用が難しかった」の回答が55%。「以前より採用がしやすくなった」の回答との差が45ポイント、前回調査結果(2021年11月)からは16ポイント増と、2021年度は採用が難しいと感じた企業が多い結果が得られました。

 

▼ー2020年度と比較して2021年度は採用難易度に変化がありましたか※単一回答
採用難易度-02-220725

 

■前回調査結果(2021年11月実施時)

採用難易度(2021)-02-220725




▼どのような点において「採用が難しかった」と感じたか ※複数回答

どのような点において「採用がしやすくなった」と感じたか-02-220725

 

▼どのような点において「採用がしやすくなった」と感じたか ※複数回答

どのような点において「採用が難しかった」と感じたか-02-220725

 

 

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 2-4. 採用課題と解決方法について

 

採用課題は「応募は集まるが、ターゲット人材からの応募獲得に苦戦」の回答が60%と最も高い結果となりました。
先ほどお話ししました<2-2. 募集職種とポジション>項にて、採用ターゲットが経験者かつ若手・中堅層に集中している状況が把握出来たことや、<2-3. 採用難易度の変化(2020年度と2021年度比較)>項にて「採用が難しかった」と回答した企業の理由と同様「応募」に対して課題を感じている企業が過半数を占めていました。

この結果より、2020年度にコロナ禍で急激に減少した求人数が、2021年度は徐々に増加した市況の変化や競合他社とのターゲット人材のバッティングが多くなり、採用課題の回答で「ターゲット人材からの応募獲得に苦戦」が多かった結果と繋がっていることが予測されます。

また、「応募獲得に苦戦している」と回答した企業が50%と2番目に回答が多く、全体で応募に関して課題を感じている企業が大多数であることが分かりました。これは業界別で見ても同様の結果となりました。

 

▼課題に感じた点を教えてください※複数回答
採用課題-02-220725


課題への対策としては「採用手法の変更」が34%、「採用手法の追加」が31%と、いずれも「採用手法」を課題としている企業が多い結果に。採用手法が多様化する中で、様々な方法を試しながら自社に合う採用手法を模索している傾向がわかりました。

 

▼課題に感じた点の対策を教えてください※複数回答対策方法-02-220725

 

 

 2-5. 面接方法とオンライン面接の満足度

 

面接方法は、「オンライン面接を導入している」企業が86%となりました。「一部オンライン面接導入」の回答が67%と最も多く、対面面接と併用しながら選考を行っている企業が多い結果が得られました。

 

▼オンライン面接は実施されましたか※単一回答

 面接方法-02-220725

 

オンライン面接を導入している企業のうち「満足している企業は62%でした。オンライン面接導入企業へ満足度と継続有無については、「満足しているので今後も継続する」が58%と過半数を超えた一方で、「満足していない」と回答した企業も38%と一定層見受けらました。

 

▼オンライン面接の満足度と継続有無

オンライン面接の満足度と継続有無-02-220725

 

 
◆「満足しているので今後も継続する」と回答した理由
・求職者、会社側ともに移動の負担無いことで、効率良く進められるため
・社内でテレワークを実施しているため、面接もWEBで完結できると都合が良い

◆「満足していないが今後も継続する」と回答した理由
・初期フェーズはオンライン、選考が進んだところで一度対面を入れたい(ミスマッチを防ぐため)
・カメラ越しだと表情が見難いが、来社してもらう必要がなく双方時間が短縮できたりコロナ感染の心配が無い
・初対面の方とのWeb面談はその方から伝わってくる雰囲気、目線の位置、仕草等の情報が少なく判断しづらい

◆「満足していないので今後は継続しない」と回答した理由
・中途半端な気持ちで臨んでいる方が多い。対面と比べて相手が何を考えているのか、判断がつきにくい。
・履歴書の郵送が難しい / 面接前辞退が多い

◆「満足しているが今後は継続しない」と回答した理由
・オンライン面接のために必要なZoomなどのツールを、応募者が使うにはハードルが高いと感じている

 

 

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中途採用アンケート調査 結果報告(2022.06)-03
 ▼この資料ではこんなことをご紹介しています
1.中途採用実施率・リモートワークやオンライン面接の実施率
2.採用中の職種やポジション、採用単価、課題や選考期間 
3.女性社員比率を上げる取り組みの実施率や背景
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 2-6. 応募から内定出しまでの平均期間

 
応募から内定出しまで1ヶ月以内に完結している企業は91%でした。

中でも最も多いのは「2週間以内」で37%を占めます。「1か月以上」かかっている企業は10%と少なく、スピード重視の選考を行っている企業が多いことが分かります。
 
▼応募から内定出しまでの平均期間を教えて下さい※単一回答
応募から内定出しまでの平均期間-02-220725



 

|2022年度「採用を実施中」「実施予定」と回答した企業の結果

 

 

 3-1. 募集背景

 
 
募集背景は「業務拡大に伴う増員募集」が62%と最も多い結果となりました。
次に「組織体制強化のための増員募集」で57%と、2022年度に中途採用を行っている企業の募集景は上位2回答とも先々を見据えての採用活動が理由でした。
 
▼募集背景について教えてください※複数回答
募集背景(2022)-02-220725
 
 
回答割合いは「増員のみ」が51%と半数を占め、「欠員のみ」の回答は12%でした。増員募集を実施する企業はあわせて88%にのぼり、 2021年度とほぼ変わらない比率となりました。
 
募集背景回答割合(2022)-02-220725
 
 


 

 

 

 3-2. 現在活用している採用手法

 
現在活用中の採用手法は「求人サイト(掲載型)」が74%と最も高い割合を占めました。「求人サイト(掲載型)」に次いで人材紹介が57%、自社HPが48%を占めました。回答割合を見ると、複数手法活用している企業が80%を占めていることが分かります。
 
活用している採用手法について教えてください※複数回答
採用手法(2022)
 

 

 

 

 3-3. 募集職種とポジション

 
 
募集職種は「エンジニア経験者」と回答した企業が最も多く、52%を占めました。次に営業経験者で47%、バックオフィス経験者が25%と2021年度の募集職種と同様傾向となりました。
 
▼募集職種を教えてください ※複数回答
募集職種(2022)-02-220725


募集ポジションについても「メンバークラス(若手)」の回答が最も多く80%の結果に。
次に「メンバークラス(中堅)」が74%とメンバー層を求める回答が多く、「課長クラス」「経営者・部長クラス」の回答と大きく差を開く結果でした。こちらも2021年度と同様、経験者の募集が多い中でも若手から中堅のメンバー層を求めて採用活動をしている企業が多く、引き続き各企業の採用したい層が一部に集中している傾向が見受けられました。
 
▼募集ポジションを教えてください ※複数回答
募集ポジション(2022)-02-220725
 
 
 

|サービス紹介:中途採用に強い転職サイト

 

中途採用活動の時期や成功するポイントについて紹介してきましたが、「中途採用が初めてで、採用計画の立て方がわからない」という不安や、「採用が上手く進んでいないため、スケジュールや戦略の立て直しを検討している」という悩みを抱えている中途採用担当者様もいることでしょう。

その場合は、悩みを解決するために、ぜひ中途採用に強い転職サイト「type」や「女の転職type」にご相談ください。

┃type

エンジニア採用に強い求人媒体(求人サイト)「type」-2
エンジニア採用を強みとしている転職サイトのため、「エンジニア経験者からの応募を集めたい」「エンジニア経験者の採用ノウハウを知りたい」などのお悩みを解決できます。

サイトURL:https://type.jp/
サービスサイトURL:https://info.type.jp/engineer-recruitment/
採用手法カテゴリ 掲載型求人媒体(メディアに求人掲載して応募を集める求人媒体)
料金体系 イニシャル型(求人掲載前に料金発生、採用できても料金はかからない)
特長 ・大手総合求人媒体の中でも、エンジニア経験者の採用に強みを持った求人媒体
・会員数全体のうちエンジニア経験者の割合は約13.9%と大規模なデータベースを誇る
・日本最大級のエンジニア特化型転職イベント「typeエンジニア転職フェア」や、Webマガジン「エンジニアtype」など独自のエンジニア集客プロモーションを実施
オススメの企業 集客力のある大手求人サイトで母集団形成したい

 

女の転職type

女の転職typeサービスサイトイメージ

女性採用を強みとしている転職サイトのため、「女性採用のノウハウがない」「女性転職者の動向や国の支援制度を知りたい」などのお悩みを解決できます。

サイトURL:https://woman-type.jp/
サービスサイトURL:https://woman-type.jp/keisai/
サービスサイト資料:https://info.type.jp/downloadpage-womantype_top
運営会社:株式会社キャリアデザインセンター

採用手法カテゴリ 掲載型求人媒体(メディアに求人掲載して応募を集める求人媒体)
料金体系 イニシャルコスト(求人掲載前に料金発生、採用できても料金はかからない)
特長 ・会員の99.9%が女性の日本最大級の女性採用に強みを持った転職サイト
・「正社員・契約社員で長く働きたい女性のための転職サイト」というコンセプトを掲げているように、正社員・契約社員の採用に強みを持つ
・登録者属性(正社員:74.6%、契約社員:17.6%、アルバイト・パート:1.8%、派遣社員:5.5%、業務委託:0.6%)
・営業、販売、事務、エンジニアなどあらゆる職種で採用実績多数

・2021年1月㈱市場開発研究所調査では「女性がおすすめしたい転職サイトNo.1」
・女性特化型転職イベント「女性の転職イベント」や、Webマガジン「Woman type」などリトルミイ起用の独自の女性向け集客プロモーションを実施している
オススメの企業 ・正社員・契約社員で採用を行いたい
・集客力のある大手求人サイトで露出したい
・営業・販売・事務・エンジニアの採用を行いたい

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。レポートのご紹介は以上となります。今回ブログではご紹介しきれなかった業界別や従業員数別の採用状況データも下記レポートにまとめています。無料でダウンロードできますので、是非採用活動の参考にしていただければと思います。

 

\ 中途採用アンケート調査 結果報告(2022.06)のレポートはこちら /

📄 資料の一部をご紹介
 <21年度中途採用実施状況>96%の企業が「中途採用を行った」と回答2021年度中途採用実施状況-03-0708<採用難易度の変化>21年度は55%の企業が「難しかった」と回答
採用難易度の変化-03-0708
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株式会社キャリアデザインセンターは、転職サイト「type」「女の転職type」をはじめ、Webマガジンを運営する会社です。エンジニア・営業職・女性の中途採用を強みとした採用支援サービスを展開しています。

「type」サイト:https://type.jp/keisai/
「女の転職type」サイト:https://woman-type.jp/keisai/

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