新型コロナウイルスの感染拡大が世界中に広がる中、日本では9月に緊急事態宣言は解除されたものの、まだ予断を許さない状況が続いています。ウィズコロナの生活様式も定着してきた昨今、各企業のコロナ禍での中途採用活動について、今回も各企業の人事・採用ご担当者様にご協力いただき、コロナ禍における採用活動への影響についての4回目となるアンケート調査(調査期間 2021年10月12日~2021年11月8日)を実施しました。
前回実施したアンケートと比較しながら、今後の採用計画にお役立ていただけたらと思います。
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CONTENTS
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1|アンケート調査概要 |
アンケート実施期間:2021年10月12日(火)~2021年11月8日(月)
有効回答数:113社
調査方法:採用ご担当者様を対象にWeb上、メール配信により調査
┃従業員規模
┃業種
1-1. リモートワーク実施状況 |
1-2. 採用予算について |
採用予算は全体で27%の企業が多くなったと回答しました。「変化なし」が過半数を占める中「少なくなった」よりも「多くなった」の回答が多い割合を占めました。
▼2020年度と比較して2021年度は変化がありますか?(単一回答)
1-3. 中途採用実施状況 |
2|現在「採用している」と回答した企業の結果 |
2-1. 採用手法 |
採用手法は、【求人サイト(掲載型)】を活用している企業が77%と最も高く、次いで【自社HP】が52%、【人材紹介】が48%を占める結果となりました。
▼現在活用している採用手法について教えてください(複数回答)
前回調査(2021年4月)との比較で特に目立ったのが、「求人サイト(掲載型)」、「ハローワーク」、「リファラル(知人紹介)」、「転職イベント」はそれぞれ約10%ほど増加しておりました。
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2-2. 採用職種とポジション |
採用職種は、【エンジニア経験者】と回答した企業が最も多く50%を占めました。上位3回答すべて、経験者採用という結果になりました。
▼現在採用している職種とポジションを教えてください※複数回答(現在採用している職種)
採用ポジションは、「メンバークラス(若手)」が最も多く77%、次いで「メンバークラス(若手)」が73%と、「課長クラス」「経営者・部長クラス」の回答と大きく差の開く結果となりました。
職種における回答で経験者募集が多い結果が得られましたが、その中でも若手から中堅のメンバー層を求めて採用活動している企業が多く、一部に集中していることがわかります。
▼現在採用している職種とポジションを教えてください※複数回答(現在採用しているポジション)
業界別(IT・通信業界以外)でみると、「営業経験者」が一番高い53%、次いで「営業未経験者」、「エンジニア経験者」となりました。ポジションは「メンバークラス(若手)」が最も多く79%、次に「メンバークラス(若手)」が70%という結果でした。
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2-3. 採用課題と解決方法について |
採用課題は「応募は集まるが、ターゲット人材からの応募獲得に苦戦」の回答が57%と最も高い結果となりました。
先ほどお話ししました<2-2. 採用職種とポジション>項にて、採用ターゲットが経験者かつ若手・中堅層に集中している状況がわかりました。この結果より、ターゲット人材のバッティングが多くなり、採用課題の回答で「ターゲット人材からの応募獲得に苦戦」が多かった結果と繋がっていることが予測されます。
また、「応募獲得に苦戦している」と回答した企業が48%と2番目に回答が多く、全体で応募に関して課題を感じている企業が大多数であることが分かりました。これは業界別で見ても同様の結果となりました。
▼課題に感じている点を教えてください※複数回答
課題への対策としては「採用手法の変更」が34%、「採用手法の追加」が32%と、いずれも「採用手法」を課題としている企業が多い結果に。採用手法が多様化する中で、様々な方法を試しながら自社に合う採用手法を模索している傾向がわかりました。
▼対策を教えてください※複数回答
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2-4. 中途採用活動状況の変化 |
中途採用活動状況について、「採用が難しいと感じている」という回答が39%。「以前より採用がしやすくなった」の回答を22ポイント上回り、コロナ禍での採用が難しいと感じている企業が増加傾向にあることがわかりました。
▼コロナ禍での採用状況に当てはまるものをご選択ください※単一回答
2-5. 面接方法 |
面接方法は、「一部オンライン面接導入」の回答が64%と最も多く、対面面接と併用しながら選考を行っている企業が多い結果が得られました。
前回調査(2021年4月時)と比較すると「一部オンライン面接導入」の割合は変わらず、「完全オンライン面接を実施」と回答した企業が4ポイント増、「対面面接のみ」は4ポイント減の結果となりました。
▼オンライン面接は導入していますか※単一回答
2-6. 選考期間の変化 |
選考が短くなった要因として、【移動の必要がなくなり、面接候補日が増えたため】、【求職者都合によるリスケが減少したため】、【面接官がどこにいても実施できるため候補日を多く提示できるようになった】などの回答が得られました。
逆に選考期間が長くなった理由には、【対面面接の実施もあり調整に時間がかかるため】など選考の上で懸念される点が挙がりました。
2-7. 辞退やドタキャンの変化 |
2-8. 応募から内定だしまでの平均期間 |
ブログ編集部
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