【2022年12月】中途採用市場の最新動向とは?職種別の有効求人倍率・転職市場動向について

Topics: 10_採用市場・市況, 11_転職者動向

※2022年12月2日更新
 
12月は年末の賞与のタイミングでもあり、転職活動を始める求職者が増える傾向にあります。今回も最新の職種別動向や有効求人倍率をふまえ、前年と比較した転職者の応募状況や女の転職typeの求人数推移についてお伝えしていきます。

 

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 CONTENTS

  1. 有効求人倍率推移(2022年10月最新)2022年11月29日発表
    (1-1.)2022年10月の有効求人倍率1.35倍 前月に比べて0.01ポイント上昇
    (1-2.)有効求人倍率職種別(2022年10月)
    (1-3.)有効求人倍率都道府県別(2022年10月)
    (1-4.)産業別新規求人(2022年10月)

  2. 転職者市場動向(就業者・転職者動向)2022年11月29日発表
    (1-4.)転職者動向|男女別就業者数の増減
    (1-5.)転職者動向|産業別就業者数の増減

  3. 2022年11月の求人数・応募数推移
    (2-1.)求人数推移(2022年11月末時点)
    (2-2.) 職種別求人数推移(2022年11月末時点)
    (2-3.)「エンジニア系」求人数・応募数推移
    (2-4.)「営業・マーケティング企画系」求人数・応募数推移
    (2-5.)「サービス・販売系」求人数・応募数推移

  4. 2022年11月の女性転職者の応募動向(転職者属性など)
    (4-1.)年齢層別応募者動向
    (4-2.)経験職種別応募者動向



 
 


1|有効求人倍率推移(2022年10月最新)- 厚生労働省2022年11月29日発表




 

2022年10月の有効求人倍率1.35倍 前月に比べて0.01ポイント上昇(厚生労働省発表)



厚生労働省が2022年11月29日に発表した全国の2022年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇となりました。また新規求人倍率は2.33倍で、前月に比べて0.06ポイント上昇しました。

正規の職員・従業員数は3614万人。前年同月に比べ17万人の増加。5か月ぶりの増加。非正規の職員・従業員数は2116万人。前年同月に比べ34万人の増加。9か月連続の増加となりました。


2022年最新有効求人倍率

             
 
 
 
 

有効求人倍率職種別(2022年10月

 
厚生労働省が発表した職種別の有効求人倍率を見てみましょう。接客・給仕の職業、介護サービスの職業、建築・土木・測量技術者が高い傾向にあります。その他職種と比べると、一般事務の職業については有効求人倍率が低い傾向にあります。
 
職種 有効求人倍率
一般事務の職業 0.36
営業の職業 1.95
商品販売の職業 1.94
接客・給仕の職業 3.08
介護サービスの職業 3.79
情報処理・通信技術者 1.52
建築・土木・測量技術者 5.83

参考: 厚生労働省|一般職業紹介状況(令和4年10月分)について - 参考統計表

 
 
 
 
 

有効求人倍率都道府県別※主要都市部(2022年10月)

 
厚生労働省が発表した都道府県の有効求人倍率を見てみましょう。ここでは関東圏と関西圏を取り上げさせていただきます。東京都の有効求人倍率は1.15倍、大阪府の有効求人倍率は1.10倍となりました。
 

▼関東圏

都道府県 有効求人倍率
東京都 1.15
神奈川県 1.08
埼玉県  1.18
千葉県  1.21
 

▼関西圏

都道府県 有効求人倍率
大阪府 1.10
京都府 1.24
兵庫県  1.20
奈良県 1.40
和歌山県 1.29
 

▼その他主要都市圏

都道府県 有効求人倍率
愛知県  1.41
福岡県  1.14

 

参考: 厚生労働省|一般職業紹介状況(令和4年10月分)について - 参考統計表

   
 
 
 
 

業種別新規求人(2022年10月)

 
10月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると7.9%増となりました。これを産業別にみると、宿泊業,飲食サービス業(29.3%増)、卸売業,小売業(11.7%増)、生活関連サービス業,娯楽業(11.3%増)などで増加となり、教育,学習支援業(1.9%減)、建設業(0.7%減)で減少となりました。
 
参考:厚生労働省|一般職業紹介状況(令和4年10月分)について
 
 

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2|転職者市場動向(就業者・転職者動向)2022年11月29日発表




 

転職者市場動向|就業者数・完全失業者数はは前年同月に比べ6万人の減少

 
総務省統計局が2022年11月29日に公表した労働力調査によると、2020年10月の就業者数は6755万人。前年同月に比べ50万人の増加で、3か月連続の増加となりました。
また完全失業者数は178万人。前年同月に比べ6万人の減少で、16か月連続の減少となりました。求職理由別に前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が4万人の減少。「自発的な離職(自己都合)」が5万人の減少。「新たに求職」が2万人の増加となりました。
 
参考:総務省統計局|労働力調査(基本集計) 2022年(令和4年)10月分結果
 
 
 
 
 

転職市場動向|男女別就業者数の増減



就業者数は6755万人。前年同月に比べ50万人(0.7%)の増加。3か月連続の増加。男性は3702万人で1万人の増加。女性は3053万人で49万人の増加の増加となっており、女性の就業者数が増えていることが分かります。
 
男性就業者数データ
 
女性就業者数データ
 
 
 
参考:総務省統計局|労働力調査(基本集計) 2022年(令和4年)10月分結果

 



2|2022年11月の求人数・応募数推移、女性転職者の応募傾向・属性


 
それでは、2022年最新の中途採用市場の動向について、女の転職typeのデータをもとに見ていきましょう。
 
 

求人数推移(2022年11月末時点)

下図は、女の転職typeの求人数2020年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。求人数は、2020年6月を底に回復し続け、2022年11月末時点では対2020年1月比150%という結果となり、引き続き採用活動を行っている企業様は増加傾向にあります。


2022年最新求人数
※2020年1月の数値を「1」とした場合
※2022年11月末時点
 

 

 

職種別求人数推移(2022年11月末時点)



下図は、女の転職typeの各職種の求人数の2020年1月のデータを1として比較した各月の推移です。特に、営業・企画マーケティング系、サービス・販売系の求人が伸びております。。

職種別求人数推移2022年
※2020年1月の各職種の数値を「1」とした場合
※2022年11月末時点
 
 

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「エンジニア系」求人数・応募数推移

 

エンジニア採用求人動向 ※2020年1月の数値を「1」とした場合

エンジニア職種の求人数は、最新の2022年11月末時点では、2020年1月と比較して約1.8倍の求人数になっています。また、応募数についても約1.8近くの結果となっており、徐々に伸びてきております。

 

 
 

「営業・企画マーケティング系」求人数・応募数推移

 

営業採用求人動向 ※2020年1月の数値を「1」とした場合

2022年11月末現在、営業・企画マーケティング系の求人数は、2020年1月と比較して約1.9倍の求人数になっています。また、応募数についても約1.3近くの結果となっており、徐々に伸びてきております。

応募数もコロナ禍前と比較すると伸びており、転職者が活発的に活動していることが分かります。コロナ禍による社会・経済への影響が少しずつ落ちつき、今後営業・企画マーケティング系職種の採用ニーズも上がっていくことが予想されます。

                  
 
 
 
 

「サービス・販売系」求人数・応募数推移

 

サービス販売求人動向 ※2020年1月の数値を「1」とした場合

2022年11月末現在、サービス・販売系の求人数は、2020年1月と比較して約1.4倍の求人数になっています。新型コロナ対策の緊急事態宣言が発令された2020年5月を底に回復傾向にあり、採用活動を再開される企業が増えていることが分かります。一方で応募数については0.9倍と、やや減少している傾向にありました。

 

 




3|2022年11月の女性転職者の応募動向(転職者属性など)


 

 

 

年齢層別応募者属性

 

2022年11月の20代応募は全体の約半数を占めており、20代、30代からの応募は合わせて78%でした。グラフから、転職活動をする20~30代女性がまんべんなく転職活動をしている傾向にあることが分かります。

年代別応募割合

※2022年11月末時点

 

 

 

経験職種別応募者属性

 

次に、2021年11月と2022年11月の経験職種の応募データを比較してみました。ITエンジニア系が100%と横ばい、クリエイティブ系が103%と前年を超えていました。営業・企画・マーケティング系、サービス・販売系は80%程度、介護・医療・福祉系、事務・経理・人事系は90%程度となっております

経験職種別応募数データ比較※2021年11月末時点のデータと2022年11月末時点のデータ比較

 

下記無料e-bookにて、さらに効果の詳細もお伝えしていますので是非、ご確認ください。

以上、最新の中途採用市場の最新動向についてお伝えさせていただきました。中途採用をお考えの方に参考になりますと幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。 

 

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