【2022年5月】中途採用市場の最新動向|職種別動向・有効求人倍率・転職者の応募状況について

Topics: 10_採用市場・市況, 11_転職者動向

ゴールデンウィークが終わり、夏のボーナスを受け取ってから転職をするために、6月上旬から転職活動をする人が増加する傾向にあります。そのような転職者をターゲットにして採用活動を開始された企業様も多いのではないでしょうか。

有効求人倍率を見てみると、リーマンショック後の2009年8月に0.42倍まで悪化しましたが、2022年3月は1.22倍と約3倍を保つ結果となりました。今回も中途採用活動の市場につきまして、最新の職種別動向や有効求人倍率をふまえ、コロナ前と比較した転職者の応募状況や女の転職typeの求人数推移についてお伝えしていきます。

 

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 CONTENTS

  1. 2022年3月の労働力調査結果
    (1-1.)有効求人倍率1.22倍 前月に比べて0.01ポイント上昇
    (1-2.)産業別就業者数の増減

  2. 2022年4月の女性転職者の応募傾向、属性
    (2-1.)女の転職type求人数推移
    (2-2.)女の転職type職種別求人数推移
    (2-3.)女の転職type「エンジニア系」求人数推移
    (2-4.)女の転職type「営業・マーケティング企画系」求人数推移
    (2-5.)女の転職type応募者属性



 



1|2022年3月の労働力調査結果




 

有効求人倍率1.22倍 前月に比べて0.01ポイント上昇



厚生労働省が2022年4月26日に発表した全国の2022年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.22倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇となりました。総務省が発表した2月の完全失業率(季節調整値)は2.6%と前月に比べ0.1ポイント低下、3月の完全失業者は180万人と前年同月比で9万人の減少。9か月連続の減少となりました。

正規の職員・従業員数は3500万人。前年同月に比べ7万人の増加。3か月ぶりの増加となりました。さらに非正規の職員・従業員数は2078万人。前年同月に比べ14万人の増加。2か月連続の増加となりました。


有効求人倍率 (2022年3月)-02-220512

 

 

 
 

産業別就業者数の増減



3月の全国の新規求人は前年同月と比較すると7.5%増となりました。これを産業別にみると、製造業(22.0%増)、情報通信業(16.9%増)、運輸業・郵便業(12.6%増)などで増加となり、教育・学習支援業(1.6%減)で減少となりました。
 
参考
厚生労働省|一般職業紹介状況(令和4年3月分)について
総務省統計局|労働力調査(基本集計) 2022年(令和4年)3月分結果


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2|2022年4月の求人数推移、女性転職者の応募傾向・属性


 
 
 

女の転職type求人数推移

 

下図は、女の転職typeの求人数2020年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。求人数は、2020年6月を底に回復し続け、2022年4月時点では対2020年比140%という結果となり、引き続き採用活動を行っている企業様は増加傾向にあります。

求人数 (2022年4月)-02-220512※2020年1月の数値を「1」とした場合
※2022年4月末時点
 

 

 

女の転職type職種別求人数推移



下図は、女の転職typeの各職種の求人数の2020年1月のデータを1として比較した各月の推移です。特に、エンジニア系と営業・企画マーケティング系の求人が伸びております。
 

職種別求人数(2022年4月)-02-220512
※2020年1月の各職種の数値を「1」とした場合
        

 

 
 

女の転職type「エンジニア系」求人数推移

 

「エンジニア、技術者、IT・システム系」求人数推移-02-220512 ※2019年1月の数値を「1」とした場合

エンジニア職種の求人数は、徐々に右肩に上がっており、最新の2022年4月実績では、コロナ前の2019年1月と比較して約3.5倍以上の求人数になっています。また、業界別で昨年2020年の求人数と比較してみますと、電気・電子、機械業界が伸びていることが分かりました。

 

 
 

女の転職type「営業・企画マーケティング系」求人数推移

 

「営業・マーケティング系」求人数推移-02-220512 ※2019年1月の数値を「1」とした場合

2022年4月現在、営業・企画マーケティング系の求人数は、コロナ前の2019年1月の数値を超え、回復傾向にあります。2019年1月と比較して約1.5倍以上の求人数になっています。

応募数も右肩上がりに伸びており、4月は2019年1月と比較すると約150%超えと、転職者が活発的に活動した月でした。コロナ禍による社会・経済への影響が少しずつ落ちつき、今後営業・企画マーケティング系職種の採用ニーズも上がっていくことが予想されます。

 

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女の転職type応募者属性

1)年齢層

2022年4月の20代応募は全体の約半数を占めており、20代、30代からの応募は合わせて77%でした。グラフから、転職活動をする20~30代女性がまんべんなく転職活動をしている傾向にあることが分かります。

年齢層 (2022年4月)-02-220512

※2022年4月末時点

 

2)経験職種

次に、コロナ禍前の2019年と2022年4月末時点の経験職種の応募データを比較してみました。エンジニア、技術者、IT・システム系が最も高く、応募対2019年比130%。続いて介護・医療・福祉系118%、サービス・販売系が108%でした。

経験職種別応募数 (2022年4月)-02-220512

※2022年4月末時点

 

コロナ禍前に比べ、若手を中心に転職活動をする女性が増えてきていることが分かります。下記無料e-bookにて、さらに効果の詳細もお伝えしていますので是非、ご確認ください。

以上、最新の中途採用市場の最新動向についてお伝えさせていただきました。中途採用をお考えの方に参考になりますと幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。 

 

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