【2024年7月最新】職種別の有効求人倍率・転職市場動向について

Topics: 10_採用市場・市況, 11_転職者動向

2024年6月28日に更新した最新の有効求人倍率や職種別動向をふまえ、前年と比較した転職者の応募状況や女の転職typeの求人数推移についてお伝えしていきます。
 
 

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 ・求人数データ(全体・職種別)
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 CONTENTS

  1. 有効求人倍率推移(2024年5月最新)2024年6月28日発表
    (1-1.)2024年5月の有効求人倍率1.24倍 前月より0.02ポイント低下
    (1-2.)有効求人倍率職種別(2024年5月)
    (1-3.)有効求人倍率都道府県別(2024年5月)
    (1-4.)産業別新規求人(2024年5月)

  2. 転職者数動向(就業者・転職者動向)2024年6月28日発表
    (2-1.)転職者数推移|就業者数・完全失業者数の増減
    (2-2.)就業者数推移|男女別就業者数の増減

  3. 2024年6月の求人数・応募数推移
    (3-1.)求人数推移(2024年6月末時点)
    (3-2.) 職種別求人数推移(2024年6月末時点)
    (3-3.)「エンジニア系」求人数・応募数推移
    (3-4.)「営業・マーケティング・企画系」求人数・応募数推移
    (3-5.)「サービス・販売系」求人数・応募数推移

  4. 2024年6月の女性転職者の応募動向(転職者属性など)
    (4-1.)年齢層別応募者動向
    (4-2.)経験職種別応募者動向

 

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1|有効求人倍率推移(2024年5月最新)- 厚生労働省2024年6月28日発表


有効求人倍率1-02-202405

 

2024年5月の有効求人倍率1.24倍 前月より0.02ポイント低下(厚生労働省発表)



厚生労働省が2024年6月28日に発表した全国の2024年5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍で、前月より0.02ポイント低下しました。また新規求人倍率は2.16倍で、前月より0.01ポイント低下しました。

正規の職員・従業員数は3675万人。前年同月に比べ20万人の増加で、7か月連続の増加となりました。非正規の職員・従業員数は2070万人。前年同月に比べ4万人の減少。9か月ぶりの減少となりました。

求人倍率推移

参考: 厚生労働省|一般職業紹介状況(令和6年5月分)について

                                                                                                                   
             
 
 
 
 

職種別 有効求人倍率(2024年5月)

 
厚生労働省が発表した職種別の有効求人倍率を見てみましょう。営業の職業、接客・給仕の職業、介護サービスの職業、建築・土木・測量技術者が高い傾向にあります。その他職種と比べると、一般事務の職業については有効求人倍率が低い傾向にあります。
 
職種 有効求人倍率
一般事務の職業 0.31
営業の職業 2.18
商品販売の職業 1.85
接客・給仕の職業 2.05
介護サービスの職業 3.29
情報処理・通信技術者 1.65
建築・土木・測量技術者 6.00

※常用(除パート)

参考: 厚生労働省|一般職業紹介状況(令和6年5月分)について - 参考統計表

 
 
 
 
 

都道府県別 有効求人倍率※主要都市部(2024年5月)

 
厚生労働省が発表した都道府県の有効求人倍率を見てみましょう。ここでは関東圏と関西圏を取り上げさせていただきます。東京都の有効求人倍率は1.12倍、大阪府の有効求人倍率は1.02倍となりました。
 

▼関東圏

都道府県 有効求人倍率
東京都 1.12
神奈川県 1.12
埼玉県 1.16
千葉県 1.20
 

▼関西圏

都道府県 有効求人倍率
大阪府 1.02
京都府 1.22
兵庫県 1.12
奈良県 1.28
和歌山県 1.20
 

▼その他主要都市圏

都道府県 有効求人倍率
愛知県  1.27
福岡県  1.09

※新規学卒者を除きパートタイムを含む

参考: 厚生労働省|一般職業紹介状況(令和6年5月分)について|都道府県・地域別有効求人倍率(就業地別・季節調整値)(新規学卒者を除きパートタイムを含む)- 報道発表資料          

 
 
 
 

業種別新規求人(2024年5月)

 
2024年5月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると0.6%減となりました。これを産業別にみると、情報通信業(5.7%増)、卸売業,小売業(4.6%増)、医療,福祉(1.4%増)などで増加となり、生活関連サービス業,娯楽業(10.6%減)、製造業(7.4%減)、建設業(3.4%減)などで減少となりました。
 
 
 

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2|転職者数動向(就業者・転職者動向)2024年6月28日発表


有効求人倍率2-02-202405

 

転職者数推移|就業者数・完全失業者数の増減

 
総務省統計局が2024年6月28日に公表した労働力調査によると、2024年5月の就業者数は6766万人。前年同月に比べ21万人の増加で、22か月連続の増加となりました。
また完全失業者数は193万人。前年同月に比べ5万人の増加で、2か月連続の増加となりました。求職理由別に前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が2万人の減少。「自発的な離職(自己都合)」が5万人の増加。「新たに求職」が3万人の増加となりました。
 
 
 
 
 
 

就業者数推移|男女別就業者数の増減



就業者数は6766万人。前年同月に比べ21万人(0.3%)の増加。22か月連続の増加。男性は3693万人で4万人の減少。女性は3072万人で25万人の増加となっており、女性の就業者数が増えていることが分かります。
 
 男性の就業者数推移
 
女性の就業者数推移
 
 
 
 

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3|2024年4月の求人数・応募数推移、女性転職者の応募傾向・属性


 有効求人倍率3-02-202405
それでは、2024年4月最新の中途採用市場の動向について、女の転職typeのデータをもとに見ていきましょう。
 
 

求人数推移(2024年6月末時点)

下図は、女の転職typeの求人数2022年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。求人数は、2024年5月末時点では対2022年1月比120%という結果となり、引き続き採用活動を行っている企業様は増加傾向にあります。また応募数については、90%と減少となりました。


ウキ市況レポ全体07-0703
※2022年1月の数値を「1」とした場合
※2024年6月末時点
 

 

 

職種別求人数推移(2024年6月末時点)



下図は、女の転職typeの各職種の求人数の2022年1月のデータを1として比較した各月の推移です。直近は、事務系・サービス販売系職種の求人が伸びております。

ウキ市況レポ全体職種07-0703
※2022年1月の各職種の数値を「1」とした場合
※2024年6月末時点
 
 

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「エンジニア系」求人数・応募数推移

 

ウキ市況レポエンジニア07-0703 ※2022年1月の数値を「1」とした場合

2024年6月末時点では、エンジニア職種の求人数は、2022年1月と比較して約0.8倍の求人数になっています。また、応募数については約1.6と大幅に増えました。

 

 
 

「営業・企画・マーケティング系」求人数・応募数推移

 

ウキ市況レポ営業07-0703 ※2022年1月の数値を「1」とした場合

2024年6月末時点では、営業・企画マーケティング系の求人数は、2022年1月と比較して約1.1倍の求人数になっています。また、応募数についても約1.1と増えています。                             

 
 
 
 

「サービス・販売系」求人数・応募数推移

 

ウキ市況レポ販サ07-0703 ※2022年1月の数値を「1」とした場合

2024年6月末時点では、サービス・販売系の求人数は、2022年1月と比較して約1.4倍の求人数になっています。また、応募数については0.6倍と減少傾向にあります。

 

 

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4|2024年6月の女性転職者の応募動向(転職者属性など)


有効求人倍率4-02-202405

 

 

年齢層別応募者属性

 

2024年6月の20代応募は全体の約半数を占めており、20代は43%、30代は30%を占めました。グラフから、転職活動をする20~30代女性がまんべんなく応募をしている傾向にあることが分かります。

ウキ市況レポ年齢07-0703

※2024年6月末時点

 

 

 

 

経験職種別応募者属性

 

次に、2023年6月と2024年6月の経験職種の応募データを比較してみました。ITエンジニア系が177%と増加。営業・企画・マーケティング系が98%とやや減少していることが分かります

ウキ市況レポ経験者職種07-0703
※2023年6月/2024年6月のデータ比較

 

下記無料e-bookにて、さらに効果の詳細もお伝えしていますので是非、ご確認ください。

以上、最新の中途採用市場の最新動向についてお伝えさせていただきました。中途採用をお考えの方に参考になりますと幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。 

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