【2022年2月】中途採用市場の最新動向|職種別動向・有効求人倍率・転職者の応募状況について

Topics: 10_採用市場・市況, 11_転職者動向

 
新型コロナウイルスワクチンの接種率も上がり、徐々に先の見通しが立てやすくなり、採用を再開した企業様も多いのではないでしょうか。今回は「エンジニア、技術者、IT・システム系」職種と「サービス・販売系」の求人数についてコロナ前(2019年)と比較したデータも併せて分析しております。それでは、今月も転職者状況についてお伝えしていきたいと思います。

 

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 ・新規求職・求人推移/有効求人倍率推移
 ・求人数データ(全体・職種別)
 ・年代・経験職種別 応募数前年比較
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 CONTENTS

  1. 2021年12月の労働力調査結果
    (1-1.)有効求人倍率1.16倍 前月に比べて0.01ポイント上昇
    (1-2.)産業別就業者数の増減

  2. 2022年1月の女性転職者の応募傾向、属性
    (2-1.)女の転職type求人数、応募数推移
    (2-2.)女の転職type職種別求人数推移
    (2-3.)女の転職type「エンジニア系」求人数推移
    (2-4.)女の転職type「サービス・販売系」求人数推移
    (2-5.)女の転職type応募者属性



 



1|2021年12月の労働力調査結果




 

有効求人倍率1.16倍 前月に比べて0.01ポイント上昇




厚生労働省が2022年2月1日に発表した全国の12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.16倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇となりました。総務省が発表した12月の完全失業率(季節調整値)は2.7%と前月に比べ0.1ポイント減少、12月の完全失業者は171万人と前年同月比で23万人の減少。6か月連続の減少となりました。

正規の職員・従業員数は3544万人。前年同月に比べ10万人の増加。2か月ぶりの増加となりました。さらに非正規の職員・従業員数は2097万人。前年同月に比べ4万人の増加。5か月ぶりの増加です。


有効求人倍率 (2021年12月)-02-220209

 

 

 
 

産業別就業者数の増減




11月の全国の新規求人は前年同月と比較すると12.2%増となりました。これを主な産業別就業者を前年同月と比べると、製造業(34.6%増)、情報通信業(20.4%増)、運輸業,郵便業(16.2%増)、サービス業(他に分類されないもの)(15.1%増)などで増加となりましたが、「建設業」、「農業,林業」、「生活関連サービス業・娯楽業」などは減少という結果になりました。
 
参考
厚生労働省|一般職業紹介状況(令和3年12月分)について
総務省統計局|労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)12月分結果


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2|2022年1月の女性転職者の応募傾向、属性


 
 
 

女の転職type求人数、応募数推移

 

下図は、女の転職typeの求人数2020年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。求人数は、2020年6月を底に回復し続け、2022年1月は、対2020年比120%という結果となりました。応募数も2020年を超えております。

※2022年1月末時点求人&応募数 (2022年1月)-02-220209※2020年1月の数値を「1」とした場合
 

 

 
 

女の転職type職種別求人数推移




下図は、女の転職typeの各職種の求人数の2020年1月のデータを1として比較した各月の推移です。特に、エンジニア系とサービス・販売系の求人が伸びております。
 
※2022年1月末時点
職種別求人数(2022年1月)-02-220209※2020年1月の各職種の数値を「1」とした場合
      

 

 
 

女の転職type「エンジニア系」求人数推移

 

エンジニア、技術者、IT・システム系求人数1-02-220209 ※2019年1月の数値を「1」とした場合

エンジニア職種の求人数は、徐々に右肩に上がっており、最新の2022年1月実績では、コロナ前の2019年1月と比較して約3倍の求人数になっています。応募人数も2020年以降、右肩に上がっております。応募人数の増加幅よりも、求人数の増加幅が大きいため転職求人倍率が2019年比で伸びていることがわかります。

 

 
 

女の転職type「サービス・販売系」求人数推移

 

販売サービス求人数1-02-220209 ※2019年1月の数値を「1」とした場合

サービス・販売職種の求人数は、2020年4月の緊急事態宣言の影響を受け、 2020年5月以降急激に減少していることがグラフから分かります。2022年1月現在、コロナ前の2019年1月時点までは戻ってはいないですが、徐々に回復傾向にあります。

また、業界別で見てみると、特に美容・エステ業界の企業様のご掲載が増えています。ファッション、ジュエリー業界も徐々に伸びてきており、この1年でネットショップやECサイトを導入し、増員のために採用を再開している企業様もいるのではないでしょうか。

応募人数も2020年以降ゆるやかに右肩上がりの傾向です。2021年時点では、まだ復調しきれていませんでしたが、緊急事態宣言の解除により外出する人が増え、今後サービス・販売職種の採用ニーズも上がっていくことが予想されます。

 

 

 

女の転職type応募者属性

1)年齢層

2022年1月の20代応募は全体の約半分以上を占めており、20代、30代からの応募は合わせて79%でした。特に20代会員のエンジニア、技術者、IT・システム系の応募は前月比128%、サービス・販売系の応募は前月比127%という結果となりました。そのほかの職種もすべて前月を超えており、転職活動をする女性が活発化し、まんべんなく増加している傾向にあります。

年齢層 (2022年1月)-02-220209

※2022年1月末時点

 

2)経験職種

次に、コロナ禍前の2019年と2022年1月末時点の経験職種の応募データを比較してみました。エンジニア、技術者、IT・システム系が最も高く、応募対2019年比150%。続いてクリエイティブ系147%、介護・医療・福祉系126%、営業・企画・マーケティング系140%でした。すべての職種が対2019年超えの結果となりました。

経験職種別応募数 (2022年1月)-02-220209

※2022年1月末時点

 

コロナ禍前に比べ、若手を中心に転職活動をする女性が増えてきていることが分かります。女の転職typeユーザーのアプリ経由やオファーDMといったメール経由応募も増えております。下記無料e-bookにて、さらに効果の詳細もお伝えしていますので是非、ご確認ください。

 

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以上、最新の中途採用市場の最新動向についてお伝えさせていただきました。中途採用をお考えの方に参考になりますと幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。 

 

 

 

 
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