【2021年8月】中途採用市場の最新動向|職種別動向・有効求人倍率・転職者の応募状況について

Topics: 10_採用市場・市況, 17_エンジニア採用, 18_営業職採用, 20_販売・サービス職採用, 11_転職者動向

新型コロナウイルスの感染者数が7月末から急拡大が続いており、各地域でも過去最多の感染が確認されております。第5波における新規感染者数の増加ペースは衰える気配がなく、東京で1日あたりの感染者数は5000人を超える日も出てきました。コロナ禍の採用活動は、採用基準の明確化や社内との意識合わせも強化ポイントになってくるでしょう。今回も1年前と比較した中途採用活動の市場について、最新の職種別動向や有効求人倍率をふまえ、転職者の応募状況についてお伝えしていきたいと思います。

 

CONTENTS

2021年6月の労働力調査結果
 (1)有効求人倍率1.13倍 0.04ポイント上昇

 (2)産業別就業者数の増減

2021年7月の女性転職者の応募傾向、属性
 (1)女の転職type求人数、応募数推移
 (2)女の転職type職種別求人数推移
 (3)女の転職type応募者属性


 
 
 
 

 

1|2021年6月の労働力調査結果

 
  
 
 

1-1.|有効求人倍率1.13倍 0.04ポイント上昇

 
厚生労働省が2021年7月30日に発表した全国の6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍で、前月と比較すると0.04ポイント上昇しました。総務省が発表した6月の完全失業率(季節調整値)は2.9%と前月に比べ0.1ポイント減少、6月の完全失業者は206万人と前年同月比で11万人の増加。17か月連続の増加となりました。
 
正社員は前年同月に比べ15万人増えて13カ月連続で増加、さらに非正規は31万人増え、3カ月連続の増加となりました。
 
有効求人倍率(2021年6月)
 
 

 

 

1-2.|産業別就業者数の増減

 
6月の全国の新規求人は前年同月と比較すると5.4%増となりました。産業別にみると製造業(39.3%増)、サービス業(他に分類されないもの)(15.6%増)、教育・学習支援業(13.1%増)などで増加となり、宿泊業・飲食サービス業(10.6%減)で減少となりました。しかし、製造業や教育・学習支援業は対前年同月増減で見ると減少。宿泊業・飲食サービス業は増加となっています。
 

参考

厚生労働省|一般職業紹介状況(令和3年6月分)について
総務省統計局|労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)6月分結果

 
 
 
 

 

2|2021年7月の女性転職者の応募傾向、属性





 
 

2-1.|女の転職type求人数、応募数推移

 
下図は、女の転職typeの求人数と応募数の2020年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。求人数は、2020年6月を底に回復傾向にあります。応募数は、7月は対前年1月比1.2倍となりました。
※2021年7月末時点
 
求人数応募数 (2021年7月)
 
※2020年1月の数値を「1」とした場合
 
 
 
 
 
 
 

2-2.|女の転職type職種別求人数推移

 
下図は、女の転職typeの各職種の求人数の2019年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。特に、エンジニア系、営業系の求人が伸びていますが、一方、サービス・販売系の求人はまだゆるやかな伸びとなっています。
※2021年7月末時点
 
職種別求人数 (2021年7月)
 
※2019年1月の各職種の数値を「1」とした場合
                                                              
 

 

 

2-3.|女の転職type応募者属性

  
1)年齢層
2021年7月の20代応募は全体の約半分以上を占めており、20代、30代からの応募は78%でした。
20代職種応募ランキングは事務・経理・人事系、営業・企画・マーケティング系、サービス・販売系の順となりました。
2020年と2021年4~7月時点のデータを比較すると20~24歳は、応募対前年比120%、25~29歳は105%と前年を超える結果となり、20代を中心に応募活動する女性が活発化し、まんべんなく増加している傾向にあります。
 

応募年齢詳細(2021年7月)

※2021年7月のデータ

応募年齢詳細2(2021年7月)

※2020年、2021年4~7月時点のデータの比較

 

2)経験職種

経験職種も2020年と2021年4~7月時点のデータを比較してみました。

エンジニア、技術者、IT・システム系が最も高く、応募対前年比115%。サービス・販売系は111%でした。そのほかにも、介護・医療・福祉系や営業・企画・マーケティング系、事務・経理・人事系も対前年超えの結果となりました。

応募職種(2021年7月)

※2020年、2021年4~7月時点のデータの比較

 

以上、最新の中途採用市場の最新動向についてお伝えさせていただきました。中途採用をお考えの方に参考になりますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
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