場所や時間にとらわれず、面接を実施できるWeb面接は、コロナ禍を経て多くの企業に導入されています。本記事では、そんなWeb面接について、以下のポイントをご紹介します!
・Web面接を行うにあたって事前準備では何をすべきか
・転職者の方とのスムーズなやり取りをするための工夫点
・面接実施時にありがちなお悩みとその対策方法
Web面接のポイントを抑え、ノウハウを知ることで、対面と変わらないスムーズな選考を実現しましょう。
目次 |
1|はじめに |
それは対応方法とスピードです。
以下より、Web面接についてご紹介する前に認識していただきたいことをお伝えします!
(1)面接の重要性・面接の対応ポイント
採用活動の中で、自社に入社してもらいたい人材への行動として面接対応は非常に重要なプロセスの一つです。
弊社が転職者の方に実施したアンケートでは、応募先の志望度が上がった理由の1位が「面接官が好印象だった」でした。
▼志望度が上がった理由(弊社調査)
面接対応が志望度を左右します。
以下の面接対応方法を参考に、良い面接・悪い面接の対応ポイントをご確認ください!
<○Goodな面接対応方法>
・謙虚に話を聞く姿勢
・途中で会話を遮らず最後まで相手の話を聴く
・相手の目を見て会話をする
・笑顔で会話する
・相手の質問には丁寧に回答
・仕事のやりがいをしっかり伝える
・自社の課題もしっかり伝える
・すれ違う際など、面接官だけでなく社員も挨拶をする
<✕Badな面接対応>
・上から目線の高圧的な面接
・一方的に質問してドライな印象を与える対応
・中長期計画を聞いたがよくわからない様子
・仕事の大変さの話ばかり
・受付で待っている際にすれ違う社員の挨拶が無い
・面接中目を合わせない
・話を遮る
・他社の悪口を言う
・笑顔がなく常に強張った表情
(2)選考スピードの重要性
採用決定率を高める上で、オンラインでも直接対面でも選考活動のスピードをあげることが重要です。
なぜなら、先に他社の選考が進むことでどんどん転職者の動機づけが進み、選考辞退などに繋がりかねないからです。
書類選考は1~2営業日以内で行い、面接回数は2回までが理想です。
▼書類選考の平均日数と辞退率(弊社調べ)
▼転職者の平均応募社数と企業の面接回数(弊社調べ)
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2|企業のWeb面接導入率と転職者のWeb面接に対する印象 |
(1)企業のWeb面接導入率
冒頭でもお話しましたが、コロナウイルス感染症の影響で、新卒採用だけでなく中途採用においてもWeb面接が主流となってきています。
2020年9月に実施したコロナ禍での中途採用活動状況に関するアンケートでは、約8割の企業様がWeb面接を導入しているという結果でした。IT・通信・Web系企業では9割を超えています。
内定提示まですべてをWeb面接で実施する企業様は2割ですが、1次面接のみをWeb面接にするなど一部でもオンラインを導入する企業様が約6割を占め、対面と組み合わせながら活用しています。
▼Web面接の実施率(2020年9月type調べ)
(2)転職者のWeb面接に対する印象
転職者からもWeb面接の需要は高くなっています。
転職者へのヒアリングを実施したところ以下のようなポジティブな意見が目立ちました。
「自宅で実施出来たため、来社時よりリラックスした状態で面接できた」
「対面面接と変わりなくコミュニケーションを取れた」
「訪問にかかる時間を省けてストレスが軽減した」
Web面接がデメリットに映るようなご意見はあまりなく、反対にWeb面接を導入していない企業様に対しては以下のような意見が見受けられました。
「コロナ対策をあまりしていない企業なのではないか」
「他社が導入しているのと比較して遅れているイメージを持つ」
Web面接は利点として、心理的に対面よりも”気軽さ”があります。
実際に、Web面接を導入してから1次面接の実施率が向上している企業様もみられます。
反対に、導入していないことを理由に候補者が辞退してしまうことも起こりえますので、まだ導入されていない企業様はオンライン環境での面接も実施が出来るように整えましょう!
Web面接は今後ますます主流になっていくことが予測されます。
3|事前準備について |
(1)準備すること
まずは以下の項目をチェックしましょう!
・インターネット環境(無線LAN、スマホテザリング、Wifi)
・Webカメラ(PC内蔵・取り付け式どちらでも可)
・明るく静かな環境(背景は白い壁など)
・履歴書、職務経歴書の受渡し方説明(メール送付・応募管理システムへのアップロード・郵送などの方法を共有)
・緊急連絡先の共有(もしもの場合に備え、電話番号やMessengerなどの連絡のつきやすい手段を事前に確認)
(2)Web面接ツールの種類とメリット・デメリット
(1)で事前準備が整ったら、次にどのサービスを活用するかツールを選定しましょう。
Web面接ツールは有料のものと無料のもの、様々なツールがリリースされています。
以下にまとめてみましたのでご参考ください!
<無料サービス>▼サービス例 ・ZOOM ・Google Meet ・Skype ・LINE
○メリット ・コスト削減 ・使いやすい
✕デメリット ・セキュリティ対策 ・履歴書管理や評価管理などの機能は無い
<有料サービス>▼サービス例 ・インタビューメーカー ・バイオグラフ ・Playse ・どこでも面接
○メリット ・録画機能、評価登録、履歴書管理などの機能面が充実 ・SSL対応などセキュリティ強
✕デメリット ・コスト(月1万円~)
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(3)転職者を不安にさせないための事前案内・案内文面例
サービスも選定が出来たら、いよいよ実際に転職者の方へご案内して、面接されるかと思います。
転職者の方の中にはWeb面接に不慣れな方もいらっしゃいますので、事前に送る面接案内も丁寧に行うとGoodです!
案内時の気遣いは面接前の転職者の方の不安を軽減させるだけでなく、会社への印象にも大きく影響を与えます。
以下2点ポイントを抑えて事前案内をしましょう。
①Web面接環境の確認
・問題なく接続できるかどうか?
・カメラ/音声/通信速度が問題ないかのテスト方法
②当日の詳細
・何分前に入出すればいいか?
・面接ではどんな流れを予定しているのか?
以下は、上記2点を抑えた案内文面です。
~~~~~~~ 【Web面接について】 当日はZOOMにて面接を行います。 3分前になりましたら、、下記URLより入出をお願いします。 ※※URL※※ ※入出後、マイクとカメラのテストが可能ですので、事前にご確認をお願いします。 ※仮に問題が発生した場合は人事部山田の携帯までお電話ください。(080-●●●●-●●●●)
【当日の面接の流れについて】 技術部マネージャー(30代)の佐藤が担当いたします。 60分間の面接の中で、自己紹介/企業・業務説明/ご経歴についての確認/質疑応答を行いたいと思います。 ざっくばらんにお互いを理解できる場に出来ればと思いますので、よろしくお願いいたします。
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入室時間を指定したり、問題が合った際の連絡先を記載するだけでなく、当日の面接担当者についてや面接の想定時間、流れについてしっかり説明をいれましょう!
また、最後の一文にあるように、「ざっくばらんにお互いを理解できる場に出来ればと思います」のような柔らかい雰囲気の内容があると印象がアップします。
「転職者ファースト」が伝わるような文面でしっかり候補者の方をフォローすることを心がけましょう。
(4)面接時間の使い方・計画について
面接当日の時間については、1時間以内がベストと言われています。
理由は「話者交換」といって、話し手が切り替わるタイミングがWebだと掴みづらく、対面よりも疲れやすいためです。
長すぎると満足度が下がり志望度低下につながります。
また、Web面接は冒頭で述べたように「気軽さ」が候補者の方にとってメリットになりますが、長すぎるとそのメリットが潰れることになります。
対面ですと、その場でなんとなく時間を伸ばしたり出来ますが、Webではそれは得策では無いため予め時間の使い方をしっかり組んでおきましょう。
▼Web面接のタイムスケジュール例(弊社作成)
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4|Web面接を実施した際にありがちなお悩みと対策方法 |
弊社でWeb面接を行う企業様にヒアリング調査を行ったところ、悩みとして以下のポイントが上がりました。
✓表情がうまく読み取れない
✓会話が弾みづらい
✓ジェスチャーなどが通じづらい
✓感情が伝わりづらい
これらの対策法として以下の3点をご紹介します。
①資料の有効活用
②企業の工夫事例
③Web面接で効果的な面接時のヒアリング方法STAR(行動面接)について
(2)対策方法
①資料の有効活用
自社サービスの特徴、顧客課題、競合優位性、組織、制度面、働く社員、社風、給与、福利厚生、キャリアパス、教育・研修など転職者の知りたい情報をドキュメント化して紹介しましょう。
▼スライド例(弊社作成)
オフィス面接ではない分、特にオフィス環境、社員の雰囲気などを写真を交えて伝えると有効的です。
その他、通常のオフィス面接よりも表情やリアクション、声のトーンを高めにすることを意識してコミュニケーションを取ることで印象がよりよく伝わります。
②企業の工夫事例
Web面接ならではの工夫事例をご紹介します!
✓スマホで実施をして、カメラ上でオフィス環境や社員の雰囲気を見せて周り、イメージを持ってもらった
✓Web面接中にいい人材だなと思ったら、その場で等身大のメンバーや、動機づけが得意なメンバーに途中からアクセスしてもらってその場で面談も実施
✓Web面接以外でもSlackのプライベートチャンネルに招待してメンバー同士の会話を見てもらい雰囲気を知ってもらった
✓社内のオンラインMTGに招待して見学してもらうことで雰囲気を知ってもらった
③Web面接で効果的な面接時のヒアリング方法「STAR(行動面接)」について
Web面接の場合、遠隔で画面越しのやり取りになるため通常の対面コミュニケーションよりも見極めが難しいことも予想されます。
予め面接で聞きたいこと、聞くべきことを整理して面接のヒアリングレベルを平準化させておくと面接の質が向上します!
Googleも採用している面接手法である「STAR(行動面接)」は採用候補者の具体的行動をヒアリングすることでスキルや思考力の理解が深まる質問形式としてオススメです。
▼STAR(行動面接)の質問例(弊社作成)
いかがでしょうか。少しでも参考になれば幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました。
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ブログ編集部
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