技術広報とは?エンジニアに自社の魅力を伝える採用広報戦略を解説!

Posted by type部(法人企業マーケティング担当) on 2024年03月12日
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Topics: 17_エンジニア採用, 08_採用広報

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エンジニア採用のために、採用広報だけでなく自社システムや技術の情報発信に特化した技術広報を検討されている企業様もいるかもしれません。

しかし、一口に技術広報といっても、さまざまな施策があるため悩まれたり、成功するのか不安を抱えたりして踏み切れないこともあるでしょう。

この記事では、技術広報の意味や目的、具体的な施策と事例などを解説していますので、ぜひご参考にしてください。

 

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 目次

  1. 技術広報とは

  2. 技術広報の目的と役割

  3. エンジニア採用における技術広報戦略の立て方

  4. 技術広報の施策

  5. 技術広報の事例

 

 

 

1│ 技術広報とは

技術広報とは、自社のシステムや技術などの情報を社内外に向けて発信する活動のことを指し、 エンジニア採用を行なっているテック系企業を中心に注目を集めています。

技術広報のやり方は、メディア掲載、イベントの企画などさまざまで、なかには、OSS(オープンソース・ソフトウェア)活動を行い、自社の技術をアピールする企業様もいます。

技術広報は、意欲あるエンジニアの興味関心を引き応募を集められる可能性が高まったり、社員に自社技術を理解してもらえるきっかけになったりするため、社内外によい影響をもたらす活動といえます。

 

 

1-1 採用広報との違い

採用広報とは、採用に際して行う広報活動全般のことを指し、転職者の自社に対する認知度を向上させ興味をもってもらうことや、ミスマッチ人材からの応募を減らすことを目的としています。

採用広報で発信する情報は、企業理念や社風、社内イベントや社員インタビューなど多岐にわたる一方で、技術広報は自社システムや技術などの情報に特化しているため、エンジニアに向けた情報発信といえるでしょう。

技術広報は発信する情報に特徴がありますが、採用ブランディング効果がありエンジニアの転職者からの応募を集められる可能性があるため、採用広報活動と類似しています。

 

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2│ 技術広報の目的と役割

技術広報は、自社システムや技術について情報発信するため、専門的な知識が必要です。IT技術などテクノロジーに関することを社内外に発信する専門的な職種をエバンジェリストといいますが、技術広報はエバンジェリストの役割を担っているといえるでしょう。

IT技術などの専門性が求められる技術広報を行う目的を解説します。

 

 

2-1 エンジニア採用戦略における採用ブランディング

エンジニアは、転職の際に業務内容を重視する傾向があります。弊社の転職サービス「type転職エージェント」を利用したITエンジニアに転職理由を尋ねたところ、1位の「年収・待遇」と僅差で2位に「業務内容」が入りました。

ITエンジニアの転職理由ランキング※「ITエンジニアの転職理由と面接での回答例とポイント
※調査対象:type転職エージェントの利用者
※調査人数:約2500人
※調査機関:2019年9月1日~2020年8月31日

転職理由の「業務内容」については、「現在の仕事が障害対応や保守なので、開発や構築に携わりたい」「Webアプリの開発経験を積みたい」など、向上心を読み取れる理由が多いです。

そのため、自社技術の情報発信は意欲に満ちた人材の向上心を刺激して、応募につなげられる可能性があります。

 

 

2-2 サービスやプロダクトの認知度向上

技術広報によって自社のシステムや技術の情報を自社サービスや商品の利用者が得られることで、技術的な面からサービスやプロダクトの認知度向上を図れるかもしれません。

また、自社の技術を知ったほかの企業様から共同開発の提案が出るなどすれば、お互いの技術を併せた革新的なサービスや商品の開発ができる可能性もあります。

社外だけでなく、社内で自社技術の認知度が向上することも、エンジニア社員以外から新たな事業アイデアが湧いたり、取引先へ技術の説明ができ、取り引きの拡張につながったりなど、事業が成長するきっかけになるでしょう。

 

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3│ エンジニア採用における技術広報戦略の立て方

エンジニア採用において技術広報戦略を立てる際には、「認知」「検討」「興味」「応募」「選考」「採用」の6つのステップごとに必要な施策を考え、実行に移していくことが大切です。

なかでも重要なのは、最初の「認知」のステップです。転職者に自社のことを認知してもらえなければ、応募の候補先にもなれないでしょう。

転職者に自社を認知してもらうためには、求人サイトへの掲載やSNSでの情報発信、他メディアへの掲載などが考えられます。しかし、自社の情報が転職者の興味関心を引けなかった場合、次のステップには進んでもらえないです。

そのため、エンジニアが自社のどのような情報を求めているのか、興味を引く自社の魅力は何かを考え、最後のステップである「採用」までつなげられるように、各ステップごとにエンジニアが求める情報を出し続けることが求められます。

前述したように、ITエンジニアは転職先の業務内容を重視する傾向にあるため、転職者が求める技術情報を考え、認知だけでなく興味をもってもらえるように戦略的な技術広報活動を行いましょう。

 

 

 

4│ 技術広報の施策

技術広報にはさまざまな施策があるため、まずは取り組みやすい施策を試してみるといいかもしれません。

技術広報の施策をご紹介します。

 

 

4-1 技術系イベントの開催・運営

自社で技術系イベントの開催や運営をすると、興味をもったエンジニアを集められ、自社技術や働き方を理解してもらい応募につなげられるかもしれません。

技術系のイベントなどへ参加するエンジニアは、向上意欲などが高い可能性があるため、優秀な人材の採用につながったり、転職潜在層へ自社の魅力をアピールできたりするでしょう。

技術系イベントを開催する際には、自社の認知度を向上させたいのか、転職者からの応募を集めたいのかなど、目的を明確にして、内容やチームメンバー、イベント後のアンケート項目などを考えることが大切です。

 

 

4-2 テックブログ

テックブログは、自社のエンジニアが自社システムや最新の技術などを発信する媒体のことで、自社サイト内や新たに立ち上げたサイト内に設置、運営します。

技術に関する情報だけでなく、エンジニアの働き方や失敗談、必要なスキルなど、エンジニアに必要な情報を全般的に発信することで、エンジニアの転職者の興味関心を引ける可能性があるでしょう。

エンジニア転職者の共感を集めたり、自社の技術力を正確にアピールしたりするために、自社エンジニア自らが情報発信することが望ましいですが、ほかの社員も必要な情報を提供するなど、協力して進めることが求められます。

 

 

4-3 オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社が所有する媒体のことを指し、テックブログなどのブログやサイトも含まれます。例えば、ブログでは技術やエンジニアの働き方について発信し、ほかのメディアではエンジニア社員のインタビューを載せ、自社社員のアピールやエンジニアのキャリアを考えるきっかけを転職者に向けて発信することなどが考えられます。

オウンドメディアに限らず、他社が運営するメディアや求人媒体などへの掲載をすれば、自社の露出媒体が増えるため、認知度のさらなる向上が見込めるでしょう。

 

オウンドメディアリクルーティングについてをまとめた記事はこちら
オウンドメディアリクルーティングの採用広報メリットと事例を紹介!

 

 

 

4-4 Podcast

Podcastとは、インターネット上で配信されている音声コンテンツのことで、アプリやサブスクサービスなどを利用して配信や聴くことができます。

Podcastを利用して、自社のエンジニア同士が最新の技術やエンジニアの在り方についてなどを配信した場合、技術などの情報だけでなく、社員の雰囲気も伝わりやすいでしょう。

また、音声コンテンツの場合、転職者などのリスナーは通勤中や食事中などにながら聴きができるため、情報収集の方法として取り入れやすい可能性があります。

 

 

4-5 テックカンファレンスへのスポンサー協賛

社内イベントだけでなく、社外のテックカンファレンスへのスポンサー協賛や登壇なども、技術広報として有効な施策です。

スポンサー協賛や登壇をすることで、ほかの企業様のエンジニアと情報交換ができて自社エンジニアの技術が上がったり、技術についてスピーチして自社の認知度が増したりする可能性があります。

スポンサー協賛すると、スポンサーとしてイベントに出展ブースを設けてもらえるかもしれないため、自社エンジニアを配置するなどして、自社技術の情報発信の場や認知度を高める場として活用できるでしょう。

 

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5│ 技術広報の事例

弊社のオウンドメディア「エンジニアtype」は、技術広報にご活用いただけます。

エンジニアtype」は、サイトやSNS、メルマガなどで情報発信ができるため、より多くの転職者に企業様の情報を届けることが可能です。また、転職顕在層、転職潜在層の双方への訴求や、他社との差別化を効果的に行うために、弊社の担当が技術広報のお手伝いをさせていただききます。

エンジニアtype」での技術広報について、事例をご紹介します。

 

 

5-1 想いを伝える記事で他社と差別化

企業様が打ち出したいテーマに沿って企画をご提案し、取材や記事作成、バナー作成などを弊社が行います。

エンジニアtype」に掲載している記事のカテゴリーは、次の4つです。

【記事カテゴリー】

働き方・・・各種エンジニアのキャリア形成を応援。実績豊富なエンジニアや著名人のインタビューを掲載

転職・・・転職市場全体の傾向や業種別の採用トレンドなど、エンジニアに関する転職情報を届ける

スキル・・・技術力アップにつながるノウハウを紹介する。エンジニアの仕事の悩みの解決策を提示

ITニュース・・・最新のIT・テックニュースを紹介。今後注目すべき技術などを解き明かす

 

一般的な求人広告は、転職者に対し主に条件面をアピールしがちですが、エンジニアtype」の記事は伝えづらい社風や技術にかける想いなどを伝えるため、競合他社と条件面以外での差別化に成功された企業様の事例があります。

また、掲載した記事は半永久的にバックナンバーに残るため、転職者が欲しい情報を検索するなどして半永久的に一定数のPVを期待できる可能性があります。

 

 

5-2 ウェビナー開催で転職者の興味を引く

企業様が打ち出したいテーマに沿って、トークセッション、他企業様やインフルエンサーとの対談、ハッカソンなどのウェビナーの開催をフルカスタマイズでご提案し、転職潜在層や顕在層への認知を高めます。また、集客も弊社が実施するため、企業様はトークなどのウェビナーの内容に集中できるでしょう。

実際に、転職潜在層に向け、数社と技術について対談するウェビナーを開催した企業様は、約7割の参加者の興味関心を引き出し、数が少ないハイレイヤー層への印象付けに成功されました。

【ウェビナー参加者の声】

・非常に有意義な時間でした。正直ウェビナーは途中で飽きてしまうことも多いのですが、本日のトークセッションはどの瞬間も真剣にプロダクトとブロックチェーンに向き合う各社の誠実な取り組みや、その上で個人が考えていること、
業界の移り変わりをお伺いできてとても楽しかったです!

・エンジニア組織の課題に関して「うちもあるある!」と思う点が非常に多く、他社でどう対応されているか興味深く拝聴しました。

・フィンテックに限らず、日々の生活からどうサービスに向き合うかという姿勢の部分が学び取れました。

 

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