【2024年8月最新】関西エリア職種別の転職市場動向について

関西で採用活動をしている企業様が気になるのが、関西の採用動向です。

この記事では、関西エリアの有効求人倍率と求人数推移、ユーザー動向をまとめています。関西エリアの市況感を確認し、採用戦略の立案に活かしていきましょう。

厚生労働省が公表している令和6年7月分の関西エリアの有効求人倍率を表にまとめました。

有効求人倍率が最も高いのは奈良県で1.32倍、最も低いのが大阪府で1.03倍です。

参考：厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年7月分)について｜都道府県・地域別有効求人倍率（就業地別・季節調整値）（新規学卒者を除きパートタイムを含む）- 報道発表資料」

下図は、typeを含めた大手総合媒体の求人数を2021年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。※type調べ

関西エリアにおけるコロナ禍以降の求人数はゆるやかに回復していましたが、2022年10月を境に首都圏エリアを凌駕する伸びを見せており、採用市況が活性化していることがわかります。

毎年3～5月は新卒や新入社員の研修で人事が忙しくなり、求人数は減少する傾向にありますが、2024年も例年どおり5月までは求人数が減少したものの、5月を低置として6月以降は求人数が増加中です。

採用市況が活性化している一方で、有効求人倍率は関東圏1.28倍、近畿圏1.10倍のため、関西エリアのほうが比較的採用しやすい市況感といえます。（※有効求人倍率は2024年6月の数値）

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下図は、typeを含めた大手総合媒体における、職種別でみた求人数を2021年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。※type調べ

コロナの影響で一次的に求人数は激減しましたが、2023年頭には全職種がコロナ前の求人数を上回りました。2024年になると、2月以降R社の求人数が全職種で大幅に減少したことによって右肩下がりに。しかし、他社が補うように求人数を伸ばし始めています。

下図は、typeを含めた大手総合媒体における、エンジニア求人数を2021年1月のデータを1として比較した各月の推移になります。※type調べ

エンジニア求人数は、2023年2月をピークに減少傾向にあり、いまは採用しやすいタイミングになっているといえます。

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下図は、「type」「女の転職 type」の新規会員の合算求人数を2021年1月のデータを1として比較した各月の推移です。

コロナによる求人数減少で新規会員数の伸びも鈍化していましたが、2022 年1月以降は安定して新規会員数を増やしています。

関西エリアは採用市況が活性化していますが、有効求人倍率は関東圏よりも低いため、採用活動を工夫すれば多くの応募を獲得できる可能性があります。

弊社のサービス「type」では、スカウトや「いいね」などのアプローチツール経由や、AIマッチング経由の応募率が対前年を超えています。また、新規会員のうち、39歳以下の割合が全体の約85％を占めており、若手人材の活発な活動が見受けられます。

若手や経験者など、自社が求める人材を採用できるように、利用している媒体のアプローチツールを積極的に使っていきましょう。

いかがでしたか。もし中途採用について悩まれている、自社にとって適切な手法が分からないといった場合は、ぜひ弊社キャリアデザインセンターにご相談ください。エンジニア採用・女性採用に特に強みを持ち、あらゆる中途採用ニーズに対応できるサービスを運営しております。

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