【関西版】中途採用活動状況アンケート調査結果（2024年11月）

今回の記事では2024年10月22日～11月10日間にtype・女の転職typeにて実施した『関西版 中途採用活動状況に関するアンケート調査』の結果より回答を一部抜粋し、ご紹介しています。

『関西版 中途採用アンケート』結果レポートを無料提供中     ＜この資料ではこんなことを紹介しています＞ 　１．募集職種とポジション / 採用手法 / 採用難易度 ２．採用課題と解決方法  / スカウトメールについて ３．面接実施方法 / 候補者フォロー / 選考スピード 等

アンケート実施期間：2024年10月22日（火）～2024年11月10日（日）

有効回答数：39社

調査方法：採用ご担当者様を対象にWeb上、メール配信により調査

（１）従業員規模

（２）業種

   募集エリアは「近畿」が100％

※複数回答

募集エリアは「近畿」が100％（※近畿地方の採用を行っている企業の回答を集計しているため）、次いで一都三県が90％と2大都市が大多数を占める。

次いで「東海」が69％、「九州」が62％と、主要都市のある地域での採用活動が多い傾向にある。

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   募集背景は「組織体制強化のための増員募集」が69%と最も多い結果に

※複数回答

募集背景は、「組織体制強化のための増員募集」が69%、次いで欠員補充が64％と、増員・欠員それぞれ近しい割合で回答が得られた。

「業務拡大に伴う増員募集」の回答も51％と多く、先々を見据えて中途採用活動を実施している企業が多いことがわかる。

   募集職種は「エンジニア経験者」の回答が44%と最も多い

※複数回答

募集職種は、「エンジニア経験者」の回答が44％と最も多く、次いで「営業経験者」が41％、「営業未経験者」が33％と、営業職採用も活発化していることがわかる。

   募集ポジションは「メンバークラス（若手）」が82%と最も多い

※複数回答

募集ポジションは「メンバークラス（若手）」が82%と最も多い割合を占め、次いで「メンバークラス（中堅）」が80％と、いずれもメンバー募集が多いことがわかる。

「課長クラス」「経営者・部長クラス」の回答割合とは大きく差を開く結果であった。募集職種に関する設問では経験者を求める企業が多かったが、そのなかでも若手～中堅のメンバーという一部の層に集中していることが伺える。

   活用した採用手法は「求人サイト（掲載型）」が最も多く85%

※複数回答

活用中の採用手法は「求人サイト（掲載型）」が85%と最も高い割合を占め、次いで回答が多かったのは「リファラル（知人紹介）」で67％、次点が「自社HP」と「人材紹介」でそれぞれ64％だった。

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   「採用が難しい」の回答が97%

「採用が難しい」と回答した企業の割合は97%（「やや難しい」を含む）で、「どちらともいえない」がわずか3％だった。「易しい」と回答した企業はおらず、回答企業のほとんどが難しさを感じながら採用活動を行っていることがわかる。

   採用課題は「応募数が少ない」の回答が62%と最も高い結果に

※複数回答

採用課題は「応募数が少ない」が最多の62%で、次点が「応募後に連絡が取れなくなることが多い」と「応募の質が悪い」でともに56％で並び、上位3回答が「応募獲得」に関する課題であった。

2024年は採用を実施している企業も多く、募集職種や募集ポジションも一定層に集中していることから、競合他社とのバッティングが激しく、「応募獲得」に苦戦しやすい市況であると考えられる。

   課題への対策としては「採用手法の追加」が50% 

※複数回答

「採用手法の追加」「採用手法の変更」などの外的要因の対策のほかに、「採用基準の変更」「給与アップ」「採用予算の増強」といった内的要因の対策も上位にランクインした。

   スカウトメールを利用している企業は96％

※複数回答

スカウトメールを利用している企業のうち、65％が「媒体の機能で利用している（利用した）」と回答し、「機能はあるが利用していない」の回答は0％だった。

求人を載せるだけでは採用が難しい市況感だからこそ、スカウトメールを活用し、企業から転職者へ直接アプローチする攻めの採用手法を行っている企業が多いことが伺える。

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   スカウトメールを活用した企業の70％が「応募が増えた」と回答

大半の企業が、スカウトメールによる応募効果を得ている結果が得られた。なかでも「応募がやや増えた」の回答が54％と最も多く、「応募が増えた」は16％だった。

「応募は増えなかった」の回答も27％あるため、応募効果を得られなかった企業も一定層いることがわかる。

   面接にオンライン面接を導入している企業は85％

面接実施方法で最も多い回答は、「オンライン面接と対面面接を併用した（している）」の64％で過半数を占めた。

「完全オンラインで面接を実施した（している）」も21％の回答を得られ、「対面でのみ面接を実施した（している）」の15％を上回った。現在では、多くの企業にオンライン面接が浸透していることが伺える。

   選考中の候補者フォローに取り組んでいる企業は71％

※複数回答

候補者フォローの取り組みは選考・内定の辞退を防止するだけでなく、ミスマッチ防止にも有効であり、多くの企業が何かしらの施策に取り組んでいることがわかった。

なかでも「カジュアル面談（上司となる可能性がある社員）」の回答が46％と最も多い。

   応募から内定出しまで3週間以内に完結している企業が72%

■全国の調査結果（回答数：117社）

なかでも最も多いのは「1週間以内」の回答で31%を占め、スピード感を持って選考を行っている企業が多いことがわかる。

全国の回答と比較しても、より早く選考を終わらせている。

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2024年に関西採用に取り組んだ企業が最も多く募集したのが「エンジニア経験者」で、次いで「営業経験者」「営業未経験者」と続きました。募集ポジションはメンバークラスの若手と中堅の割合が高く、一定層に集中している傾向です。

採用が難しいと感じている企業は97％を占め、「易しい」と回答した企業はいませんでした。ほとんどの企業が難しさを感じながら採用活動に取り組んでいる状況といえます。

スカウトメールの活用では、70%の企業が「応募が増えた」と回答しているため、「応募数が少ない」などの課題対策として、攻めの採用手法を取り入れていくと効果が期待できるでしょう。

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